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韓国語通訳の料金相場|良い通訳会社を選ぶポイントも解説

近年の日本は、地理的にも文化的にも近い韓国からの旅行者や就業者が多く、国外進出の有無に関わらず日本語以外での対応が求められる企業も増えてきました。

インバウンド需要を狙う業種における顧客対応はもちろん、社員教育や商談の場でも韓国語対応の可否で印象を左右することがあります。

ここでは、言語対応の一貫として韓国語通訳の利用を検討している方へ、料金相場情報や良い通訳会社を選ぶポイントについて解説します。

韓国語の通訳料金は種類と求められるレベルによって変わる

韓国人とビジネスで会話する必要がある方は、正確性を確保するためにも英語ではなく韓国語での対応をおすすめします。社内に韓国語を得意とする人材がいなくとも、外部サービスで通訳を依頼すれば、認識の齟齬やトラブルが生じることなくコミュニケーションを取ることができるでしょう。

韓国語の通訳を外部に依頼する場合に気になるのが、コスト面です。この項目では韓国語の通訳料金を調べるときのポイントを紹介します。

韓国語通訳の種類

韓国語通訳の料金を調べるときは、種類ごとの相場を参考にする必要があります。通訳とひとくちにいっても、その方法は多岐に渡るためです。

大きく分けると、以下の4種類があげられます。

同時通訳

同時通訳は、相手の発言を聞き取ると同時に、もう一方へ通訳を行う方法です。通訳者はマイクを、サービス利用者はヘッドホンなどレシーバーを使用します。

タイムラグが最小限に抑えられ、テンポの良いスムーズなやり取りが可能です。

通訳者は必ずしも傍にいる必要はなく、専用ブースから機器を通して通訳音声を伝えるため、大人数が参加する会議やセミナーでも活用できます。高い集中力を要することから、人数が多い場合は複数人の通訳者で対応する方法が一般的です。

ウィスパリング通訳

ウィスパリング通訳も、基本は同時通訳と同じ方法です。

ただし専用ブースや機器を使用せず、サービス利用者の近くでささやくように通訳を行う点が異なります。(通訳者ひとりで2~3人に対して通訳内容を伝えるときは、簡易的な機器を導入することもあります)

同時通訳と同じくタイムラグが少ないため、スムーズにやり取りを行いたい場合におすすめです。ウィスパリング通訳の活用は、少人数による商談や会議に向いています。

逐次通訳

逐次通訳は、リアルタイムで通訳音声を提供するのではなく、キリの良いタイミングで通訳する方法です。ある程度発言をまとめて聞き取った後に通訳するため、同時通訳やウィスパリング通訳に比べると多少のタイムラグが生じます。

一方で、発言内容を十分に理解したうえで通訳できることは、通訳の正確性が向上するメリットもあります。

1対1で商談したい場面や、やり取りの正確性を重視したいときにおすすめです。また、通訳に時間を要することを考えると、短時間の利用に向いているといえます。

観光・アテンド通訳

観光・アテンド通訳は、旅行者のサポートを想定したサービスです。

日本国内で利用する場合は訪日韓国人に観光スポットを案内しながら通訳を行います。反対に韓国で日本人観光客やビジネス利用者を案内する場合もあります。

専門用語や特定の業界知識などを必要とせず、観光のサポートを行える日常会話レベルのみが求められるため、簡易的な視察や社員旅行の利用におすすめです。大切な商談・契約の場では、利用を避けたほうがトラブルを回避できます。

通訳者のレベル

通訳方法の種類に加えて、通訳者のレベルや対応可能な専門性も多種多様です。傾向としては、ビジネスシーンで活用されることの多い同時通訳とウィスパリング通訳は高い難易度が求められることから、料金も高くなる傾向にあります。

通訳を行う分野や専門性の高さによっても料金が異なりやすく、より深い知識・経験を求める場合はサービスによっては別途料金が生じます。

コスト面を重視するあまり、専門用語に対応できない通訳会社を選ばないよう注意しましょう。

現場に来てもらう場合

通訳サービスを受ける方法は、大きく分けて派遣型とオンライン型の2通りです。

派遣型は商談や視察を行うときに現地へ通訳者を招く方法で、基本料金の他に交通費や宿泊費も請求されます。予算オーバーとならないよう、派遣型の通訳を利用するときは事前にいくらかかるのか確認しておくことをおすすめします。

オンライン型は、インターネットのビデオ通話機能などを利用してオンラインで通訳サービスを受ける方法です。通話料金は実費で生じますが、派遣型で請求される交通費や宿泊費の加算がないため、コストを抑えたいときに向いています。

用途に応じて派遣型とオンライン型を使い分けることも、言語対応で失敗しないためのコツです。

韓国語通訳の料金相場

外部サービスの韓国語通訳を利用するときは、通訳方法や会社ごとに料金が大きく異なる点に注意してください。

この項目では、前述した同時通訳やウィスパリング通訳、逐次通訳や観光・アテンド通訳の料金相場や傾向をご紹介します。

同時通訳、ウィスパリング通訳

同時通訳やウィスパリング通訳はビジネスシーンの需要が高く、通訳者自体にも高い能力が求められることから料金が高額となる傾向にあります。

具体的な相場は、以下のとおりです。

・半日:約65,000円~
・1日:約95,000円~

これらの料金は通訳者1名を依頼した場合の相場です。人数や専門性の高さによって変動します。

同時通訳やウィスパリング通訳は、相手の話の内容を素早く理解して通訳しなければならないため、高い集中力を要します。よって少なくともふたり以上の通訳を手配することが一般的です。(用途や参加者の人数に応じて更に人数を増やすこともあります)

逐次通訳

逐次通訳は、一度相手の話の内容をまとめる時間的余裕があるため、同時通訳やウィスパリング通訳に比べると料金は若干安くなります。

通訳者ひとりあたりの料金相場は、以下のとおりです。

・半日:約33,000円~
・1日:約45,000円~

日常会話やごく一般的なビジネス用語程度の通訳であれば、基本料金に抑えられます。専門知識を有する通訳者に依頼する場合は料金が高くなる場合も多いため、依頼前に料金システムや通訳者のレベルを確認しましょう。

観光・アテンド通訳

観光・アテンド通訳は日常会話レベルの言語能力があれば、通訳者としての経験は重視されません。よって業界特有の用語や知識を求めない分、料金は最も安価となります。

料金相場は、以下のとおりです。

・半日:約20,000円~
・1日:約35,000円~

無資格者が言語能力を活かして活躍している場合が一般的ですが、通訳会社によっては有資格者や実績の豊富な人材が対応しています。

韓国語通訳を選ぶポイント

韓国語通訳を外部サービスに頼るのであれば、通訳会社選びを慎重に行うことが重要です。前述したように通訳方法のみを見ても4種類に分けられるうえ、対応できる専門性や通訳者のレベルも会社ごとに異なります。

最後に、韓国語の通訳会社を選ぶときに意識すべき3つのポイントを紹介します。

シーンに合わせた通訳を依頼する

ビジネスシーンにおいては、通訳ミスやマナーの違いが交渉決裂の要因になりかねません。業界知識や専門用語への対応力などスキルが高い通訳者を手配できると、トラブルの防止も期待できます。

韓国はとくに上下関係を大切にしており、ビジネスシーンはもちろん、身内同士の集まりでも目上の人に対して失礼のないように特別なマナーが存在する国です。スムーズなやり取りを行うためには、韓国の文化やビジネスマナーを熟知した通訳者への依頼をおすすめします。

通訳者の得意分野を把握する

ビジネス利用を目的とした通訳を依頼するうえで、見落としやすいのが通訳者の得意分野です。実績が豊富で語学レベルの高い通訳者であっても、得意分野とは異なる業界事情や専門用語も熟知しているとは限りません。

たとえば長年飲食店の出店サポートを行ってきた通訳者に、機械部品の製造工場立ち上げの交渉へ同行することを依頼しても、正確な通訳は困難です。得意とする分野以外の通訳はミスが生じやすく、大きなトラブルに発展するリスクがあります。

専門知識を必要とする場合は、通訳者の専門分野や知識量を必ず事前に確認しましょう。

事前打ち合わせが行われるかチェック

ビジネスシーンにおける通訳者は、何よりも正確性を第一に求められます。専門用語への対応力がある通訳者であっても、前情報のない状態ではミスを生じさせる可能性があります。

重要な場面で通訳を任せるときは、事前に資料を渡したり打ち合わせを行ったりと、準備をしっかりと行ってくれる通訳会社がおすすめです。通常はサービスに含まれていなくても、オプション料金で対応してくれる場合もあります。

まとめ

韓国語の通訳料金は、通訳の種類・通訳者の語学レベル、また派遣型かオンライン型かなど、さまざまな要素によって異なります。また、より専門性が求められる分野での通訳は高額になると覚えておきましょう。

どの通訳の種類を選ぶと良いかは用途によって変わるため、会議の規模や長さによってふさわしいものを選んでみてください。いずれにしても、専門知識を必要とする分野での通訳は、その分野での実績のある通訳者を選ぶのがおすすめです。

 

(上記掲載の内容は、掲載日時点のものです。あらかじめご了承ください。)