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【海外SEO対策】海外からのアクセスを増やす4つのポイント

近年、マーケティング手段のひとつとして、SEOを意識したコンテンツの作成に力を入れている企業が増加傾向にあります。

しかし、日本国内向けのSEO対策のまま海外向けのコンテンツを発信してしまうと、思っていたような集客効果を得られないかもしれません。

では、具体的に海外SEO対策はどのような方法で行えば良いのでしょうか。今回は、海外向けコンテンツ作成の際に押さえておきたい4つのポイントについて解説します。

海外SEO対策はなぜ必要?

海外向けにマーケティングを行う際に、海外SEO対策はなぜ必要なのでしょうか。

必要性や理由を知っておくことで、効果的な対策を打ち出す際のヒントとして活用することができるでしょう。

まずは日本国内向けのSEOとの違いや、海外向けにSEO対策を行うことで得られるメリットについて紹介します。

長期的に安定した集客ができる

SEO対策の目的は、コンテンツを経由した集客や潜在層を増やすこと、認知度を高めることなどさまざまです。

海外SEO対策は日本国内向けSEO対策と同様に、検索順位で上位に表示され続けることで、継続的にサイトへの流入が見込めます。

閲覧しているユーザーに良質なコンテンツを提供し、情報提供元への信頼感や愛着をもたせることで、集客数の増加につなげられるでしょう。

ただし、海外でマーケティングを行うのであれば、ターゲットとなる国や地域で集客力を向上させるための海外SEO対策が必要になります。

日本国内向けSEO対策も海外SEO対策も、最終目的であるファン層の構築や認知度の向上、集客数アップによる利益向上という点では同じです。

つまり、海外SEO対策において必要になるのは、目的の違いではなく、どのような方法で発信していくのが効果的なのかを理解することだといえるでしょう。

日本にいながら海外に向けた施策が行える

一般的な海外向けのマーケティングを行う際には、現地の代理店や代行業者とのやり取りや依頼が必要になります。

その一方で、海外SEO対策であれば海外に出向くことなく施策を行えるため、マーケティングコストや手間を軽減できるのもメリットのひとつです。

ただし、日本国内向けのコンテンツを外国語に翻訳し掲載するだけでは、海外のユーザーが求めている内容にならない可能性が高く、検索エンジンからの評価も得られないため注意が必要です。

SEO対策によって得られる効果を海外でも引き出すためには、海外にいるユーザーを意識したコンテンツ作成が必要になるでしょう。

海外向けコンテンツ作成の3ステップ

ここからは、具体的な海外向けコンテンツ作成手順とポイントについて解説します。

目的やターゲットに合わせて、同じ内容を多言語化するのか国ごとにターゲティングを行うのかを検討しましょう。

1.キーワードを選ぶ

海外向けコンテンツを作成するには、まずキーワードの選定を行う必要があります。キーワード選定におけるポイントがいくつかあり、事前にリサーチを行ったうえで決定することが重要です。

検索ボリュームがどの程度あるのか、自社の商品・サービスと関連したものか、ユーザーの検索意図とコンテンツの内容が適合しているかなどを検討しましょう。

また、同じキーワードであってもターゲットとなる国や地域が複数ある場合、地域によって検索結果やユーザーの検索意図・ニーズが異なる場合があります。

キーワード決定前のリサーチ段階で、各地域の検索結果を集めて、作成するコンテンツに盛り込むべき内容を判断すると良いでしょう。

2.コンテンツを作成する

キーワードが決定したら、コンテンツの作成に取り掛かります。SEO対策で重要になるのは、検索したユーザーが満足でき、不安や疑問の解消に役立つコンテンツを用意することです。

検索した人がどのようなことに悩んでいるのか、検索によってどのような疑問・問題点を解決したいのか、検索意図に沿う内容を盛り込む必要があります。

また、ネイティブによるチェックを受け、文面や翻訳した内容に違和感がないかを確認してもらいましょう。

さらに、画像や写真なども工夫し、ユーザーの目に留まりやすく読みやすい数を区切りとして挿入するのも効果的です。

3.効果を測定する

コンテンツをサイトにアップしたら、効果の測定を行って検証する必要があります。

結果が出るまでには早くてもおよそ2~3ヶ月ほどかかるため、この時期を目安に流入数や購買につながった数などをデータ化しておくと良いでしょう。

また、コンテンツの検索順位が期待していたほど高くなかったときは、盛り込む内容や文章、画像の追加や修正を適宜行い、ブラッシュアップしていきます。

海外SEO対策の4つのポイント

海外向けコンテンツ作成自体のおおまかな流れは、基本的に日本国内向けコンテンツの作成手順と同様です。

しかし、海外SEO対策をする上でいくつかの点に気を付けなければなりません。

ここからは、海外SEO対策における4つのポイントについて紹介します。

言語ごとにURLを設定する

複数の言語でコンテンツの掲載を行う場合、言語ごとにURLを変える必要があります。

複数の言語のページが同じURL内に混在していると、ユーザーが検索した際に自分の国の言語でコンテンツを見つけにくくなり、思うように流入数が伸びない可能性があるためです。

URLは以下の3つの方法で変更することができます。

・ドメインの変更を行う(example.〇〇)
・サブドメインの変更を行う(〇〇.example.com)
・サブディレクトリの変更を行う(example.com/〇〇/)

上述の〇〇にあたる部分を言語ごとに変更し、URLの設定を行いましょう。

国コードトップレベルドメイン名を取得する

URLには国や地域ごとに「国コードトップドメイン名(ccTLD)」があり、国ごとにドメインを管理する場合は、掲載したいと考えている対象国のドメインを取得するのがおすすめです。

日本の場合は「.jp」、アメリカでは「.us」、中国では「.cn」などです。

また「.com」や「.net」のように、どの国でも使用されているジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)もあります。

ジェネリックトップレベルドメインは全世界に対応できるため、グローバルコンテンツとして全世界向けに発信したい場合は、このドメインを使用するのも方法のひとつです。

ただし、全世界対応のドメインでコンテンツを発信する場合、企業のサービスやブランド名など固有名詞である必要があります。

普通名詞の場合、独自性がなくなってしまうことから、ローカル企業のコンテンツと差別化ができず検索順位が落ちてしまうためです。

検索エンジンがGoogleの場合、インターナショナルターゲティングで国や言語の設定を独自に行うことができます。

HTMLでlang属性を使用する

自分がなんらかのキーワードで検索を行った際に、外国語で表示されるページがヒットした経験はないでしょうか。

海外でも同様に、現地語で検索しているにもかかわらず日本語のページが表示されることがあります。

対策としては「lang属性」を設定し、検索エンジンに「言語ごとに別サイトがある」ということを認識させる方法が有効です。

HTMLコード<html lang="〇〇">の〇〇中に言語指定コード「jp」「en」などを盛り込むことで、デフォルトで設定されている言語を明示することができます。

自然な翻訳を行う

翻訳を行う方法には、人の手による翻訳と機械翻訳の2つのパターンがあります。

機械翻訳の場合、AI翻訳機能で自動的に変換されるため、自然な文章にならず現地の人が読みにくくなってしまうことも少なくありません。

すると、検索エンジンからの評価が低下して、検索順位が下がってしまう原因になる恐れがあります。

検索順位が低下すれば流入数の低下にも直結するため、自然な翻訳が可能なネイティブによる翻訳がおすすめです。

まとめ

海外SEO対策は、コンテンツの翻訳などの言語に対するものから、ドメイン指定などのターゲット国・言語の明示まで、海外のユーザーに向けた対策を行う必要があります。

日本国内向けコンテンツでは必要ないものも、海外向けにマーケティングを行う際には重要になるため、集客効果を引き出す手段として積極的に活用しましょう。もし対策をするうえでシステムやWEB設計の専門的な施策が必要となった際は、SEOに詳しい会社や専門家に相談することをおすすめします。

(上記掲載の内容は、掲載日時点のものです。あらかじめご了承ください。)