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中国語翻訳におすすめサイト・アプリ4選!状況にあった使い分け方法

中国語の翻訳が必要になった際に、手軽に活用できる翻訳サービスを提供しているサイトやアプリは豊富にあります。
しかし、豊富にあるからこそどのサービスを活用すれば良いのかわからず、悩むこともあるでしょう。
この記事では、おすすめの中国語翻訳サイト・アプリを4選ピックアップして紹介していきます。
また、中国語翻訳サイト・アプリを選ぶときや、有料の翻訳サービスを利用する場合のポイントについても解説していますのでぜひ参考にしてください。
おすすめの中国語翻訳サイト・アプリ
中国語翻訳が必要になった際に、手軽に活用できる翻訳サイトやアプリの存在が欠かせません。しかしどのサイトやアプリを使おうか選ぶとなると、気になるのは機能や正確性ではないでしょうか。
ここからは、活用するサービスを選ぶ際に役立つ、中国語翻訳におすすめの翻訳サイトやアプリそれぞれの機能・特徴について紹介します。
Google翻訳
中国語翻訳におすすめのサービスのひとつがGoogle翻訳です。Google翻訳はサイト・アプリ両方のサービスがあるため、外出先などでもスマートフォンで手軽に翻訳を行うことができます。
アプリでは、入力・音声・カメラを使った翻訳ができ、履歴や翻訳を保存することも可能です。
また、Google翻訳では翻訳結果に違和感がある場合、ほかの翻訳結果の候補が表示される特徴があります。
ピンインの表示や読み上げ機能もあるため、はじめて使う方でも簡単に活用できる翻訳サービスといえるでしょう。
エキサイト翻訳
エキサイト翻訳は、機能がシンプルで使いやすい中国語対応の翻訳サービスです。Google翻訳同様にサイト・アプリ両方があり、専門用語に強いという特徴があります。
一度に2,000文字まで翻訳でき、日本語と翻訳した中国語の両方が表示されるため、使用者にとっても使いやすい機能でしょう。
また、エキサイト翻訳の特徴的なポイントとして「再翻訳機能」が備わっている点が挙げられます。
再翻訳機能とは、翻訳された文章を元の言語に翻訳し直すというものです。この機能を活用することで、正しい翻訳になっているかを大まかにチェックすることができます。
百度翻訳(Baidu翻訳)
百度翻訳(Baidu翻訳)は、サイトで中国語の翻訳を行うことができるサービスです。
中国の大手検索エンジン「百度」が運営している翻訳サービスで、中国語の語彙数が豊富にあるため、比較的翻訳精度が高いという特徴があります。
ピンインの表示や翻訳の音声読み上げ機能が備わっており、ネイティブの発音で翻訳音声を聞くことが可能です。
そのため、翻訳機能としての活用に加えて、中国語の学習にも活用できるメリットがあります。
Bing翻訳
Bing翻訳は、マイクロソフト社が提供している翻訳サービスで、サイト・アプリ両方で翻訳を行うことができます。
自分がもっている端末と接続することで、最大100人と同時にさまざまな言語で直接会話することができる点が特徴です。
音声による翻訳読み上げ機能も備わっており、男女両方の音声から任意のものを選択できます。
読み上げの区切りもネイティブの読み上げに近い間隔になっているため、リスニング力を向上させるための学習ツールとしても優秀です。
インストールする前に!中国語翻訳サイト・アプリの選び方
中国語翻訳サイトやアプリは数多くありますが、活用するものを選ぶ際には自分の求めている機能が備わっているかを確認することが大切です。
では、翻訳サービスに備わっている機能のどのような点を比較検討すると良いのでしょうか。
ここからは、中国語翻訳サイトやアプリを実際に使用しはじめる前に、チェックしておきたい選び方の判断ポイントについて紹介します。
翻訳したい文字に対応しているか
中国語は地域によって使われる言語が異なるため、自分が翻訳したい言語に対応している翻訳サービスを選ぶ必要があります。
また、音声入力・出力に対応している翻訳サービス以外は、文字入力・出力による翻訳になるため、対応している文字についてもチェックしておかなければなりません。
中国語の文字は「簡体字」と「繁体字」の2種類があるため、どちらに対応しているサービスなのかを確認したうえで使用を開始しましょう。
また、中国語は日本語でいう「方言」のように、地域によって話す言葉にも違いがあるため、翻訳して欲しい言語に対応しているかという点も重要です。
さらに、専門用語の翻訳が必要になる場合は、翻訳したい文章に対応しているサービスを選ぶことが重要です。
ただし、ビジネスシーンなどの正確性が求められる場面では、無料のAI翻訳サイトやアプリを使用するよりも有料サービスを活用することをおすすめします。
音声の聴き取り機能があるか
中国語には「声調」という4種類の音の変化があり、同じ文字列の単語でも声調の違いによって意味がまったく異なるものになります。
そのため、聴き取った音声を自動で翻訳できる機能があると、スムーズに翻訳を行えるので便利です。
翻訳をとおして会話を行う場合、日本語から中国語への翻訳だけでなく、中国語から日本語への翻訳も必要になります。
音声入力が備わっていれば、双方向の翻訳をとおしたやりとりが容易になるでしょう。

有料の翻訳サービスを利用すべき場合は?
これまでに紹介してきた中国語の翻訳サイトやアプリは、基本的に無料で提供されているサービスです。
では、有料の翻訳サービスは、どのような場面で利用することが適しているのでしょうか。
ここからは、有料の翻訳サービスが適しているシーンや、活用するメリットについて紹介します。
より精度の高い翻訳が必要なとき
有料の中国語翻訳サービスを活用するメリットは、ニュアンスが正確に伝えられることや専門的な会話に対応することができる点です。
専門的な会話が行われるビジネスシーンや学術論文・講演会などの場面では、機械翻訳だけでは正確に翻訳を行うことは難しいでしょう。
また、機械翻訳では細かなニュアンスや、その国の文化的背景を考慮した会話のやり取りなどを正確に反映することができません。
このことから、より精度の高い翻訳が必要になる場面では、有料の翻訳サービスや通訳を依頼することも検討する必要があります。
中国語の長文を翻訳したいとき
有料の翻訳サービスは、中国語の長文翻訳が必要な場面にも必要になります。
ECサイトや商品紹介、論文、パンフレットなど、会話よりも文章での翻訳が必要になるような場面では、無料の翻訳サービスでは対応することができません。
また、商品紹介や論文などの文章を翻訳する場合、専門用語が出てくる文章であることが多く、正確性も必要になります。
無料の翻訳サービスではAIによる機械翻訳になるため、前後の文を踏まえて長文を違和感なく翻訳する場合には、中国語に理解の深い「人」による翻訳が必要です。
有料の翻訳サービスを活用する場合、翻訳して欲しい内容の文章に精通しているかどうかを確認しておくと、安心して依頼することができます。
中国語の有料翻訳サービスの相場や翻訳会社の選び方などは以下の記事でも紹介していますので、ぜひご確認ください。
関連記事:
・中国語翻訳の相場は何で決まる?依頼するときのポイントも解説!
まとめ
中国語の翻訳は無料の翻訳サービスでも可能ですが、状況によっては有料の翻訳サービスの方が適している場合があります。
重要なのは、状況に合わせて使い分けることです。特にビジネスシーンなどでは、契約や会議などのやり取りをスムーズに進める必要があるため、正確性や専門知識だけでなくスピードも要求されます。
有料の翻訳サービスを活用し、文章の翻訳だけでなく同行による通訳の依頼なども総合的に検討しましょう。

(上記掲載の内容は、掲載日時点のものです。あらかじめご了承ください。)