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【通訳・翻訳】ビジネス利用する前に理解しておきたい注意点とは?

外国語 辞書

外国語を使って仕事をするとき、特になじみのない言語が必要な場合や言語が堪能でない場合は、通訳や翻訳を利用することを考えると思います。

そこで今回は、通訳と翻訳の違い、通訳を依頼する際に値段や対応言語以外にも押さえておきたいポイントや、翻訳を頼む場合にはどのような選択肢があるのかをまとめて紹介していきます。依頼する前に選択肢や考慮すべき点を把握することで、実際のニーズと異なる結果になってしまうリスクを低減することができます。

通訳と翻訳って何が違う?ビジネスシーンでの使われ方とは

そもそも、通訳と翻訳は何が違うのでしょうか。通訳とは、多言語への言いかえを即座に行う作業のことを言います。通訳者は、発言を受けて、通訳先の言語にリアルタイムで言いかえを行います。

例えば、会議やミーティング、テレビの生中継などで使われるのが通訳です。
対して翻訳とは、書かれた文章を翻訳先の言語に訳す作業のことを指します。Webサイトやビジネス文書、動画の字幕など、様々な形の書かれた言語に対して行われます。

さらに通訳の中にも、リアルタイムで通訳を行う「同時通訳」、ある程度の分をまとめて通訳する「逐次通訳」、通訳を受けたい人の耳元で通訳する「ウィスパリング」という3種類の手法があります。それぞれの通訳手法によって適した場面が異なるため、特徴や利用シーンを考慮して選択しましょう。

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テレビ会議 メモ 女性

通訳を依頼する!その前に知っておきたいこと

講演などのイベントや会議の場、はたまた店頭での接客で、通訳を依頼したいと思った場合、まず知りたいのは「いくらかかるのか?」ということです。通訳の予算、一般的な相場はどれくらいなのでしょうか。

相場の料金は、サービス形態によって異なります。通訳の形態は大きく分けて、現場対応・オンライン対応・音声通訳機、の3つです。
値段はそれぞれ、現場対応が1回数万円、オンライン対応は月に数千円程度、音声通訳はさらに安価である場合が多いようです。利用シーンや予算を考慮して、取り得る選択肢を整理しましょう。

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最近では会議がオンラインで行われることも多いため、実際に現場に来てもらうのではなくオンラインでテレビ通訳を利用する場面も増えてきています。実際にテレビ会議通訳サービスを使うとなった場合、やはり気になるのは何を基準にどのサービスを選んだらよいのか、という点です。値段や対応方式以外にも確認すべき意外なポイントがあることを知っておきましょう。

具体的には、利用できる言語や利用可能時間、必要な端末やインターネット回線の速度、サービスのサポート体制など、導入に際して考慮しておかないと後からトラブルの原因となる要素を押さえておくことが重要です。トラブルが起きたとき、その原因がサービスツール自体の問題なのか、ネットワークや利用する端末によるものなのか、原因の特定が難しいこともあります。
選択するサービスの提供者が、利用するツールだけでなくネットワーク環境や利用する端末との相性なども含めてしっかりサポートしてくれるかという点は、快適に利用ができるかどうかに大きく影響します。可能であれば、本格的に利用をする前に試用期間を設けるなどして、試してみるのがおすすめです。

また、必要な端末やインターネット回線を新たに調達する場合、追加で費用が発生しますので、それを考慮した予算を組んでおくことも忘れないようにしましょう。

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ビジネスシーンで翻訳を依頼する場合の選択肢、選ぶ基準は?

ビジネスシーンでの翻訳をプロの翻訳者に頼む場合には、どのような流れで依頼をすればよいのか、どんな方法があるのかを知っておきましょう。

翻訳を依頼する場合、依頼先として翻訳会社、クラウドソーシング、通訳への依頼が考えられます。翻訳会社では品質が担保されることに加え、個人では対応できない大量の翻訳でも対応が可能ですが、費用はかなり高くなる場合が多いようです。逆にクラウドソーシングでは費用が抑えられる反面、品質についてはばらつきが大きいと言えます。

通訳に依頼する場合、その場で訳してもらえるので納期は短く、相談しながら進めることができますが、やはり費用は高くなりがちです。

それぞれの選択肢を知ったうえで、何を基準にして選ぶと良いのか、という点は依頼者のニーズによって異なります。基本的には、予算と納期、そしてどれぐらいの翻訳精度、品質を求めるのか、という3つの基準で判断をすると良いでしょう。

仮に、納期は短いが品質も担保したい、という場合には通訳に依頼してその場で翻訳してもらう方法が適しているかもしれません。また、もし予算がとても少なく、品質は高くなくても伝わればよい、というような状況であれば、自分で翻訳するという選択肢も取り得るかもしれません。自社のニーズや、予算によって、その時の状況に適した選択肢を選ぶことが重要です。

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辞書を引く

番外編!自分で翻訳する時のコツ

最後に番外編として、予算や時間がないので自力で頑張って翻訳する!という場合に役立つコツを紹介します。気を付けるべきポイントは大きく3つです。

1つ目は、文章をシンプルにすること。複雑な文章を書こうとすると文章の構造がわかりづらくなり、かえって伝わりづらくなってしまいます。まずは短く、シンプルにすることで伝わりやすくなるでしょう。

2つ目のコツは、和製英語などと言われる、一見外国語のようだけれど日本でしか使われていない言葉に注意すること。例えば、最近よく使われるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)という言葉は、英語では一般的にSocial Media と言います。日本で使っている表現をそのまま使ってしまうと、意味が伝わらずかえって読み手を混乱させることに繋がります。普段使っている一見外国語のような単語が、本当に外国語として伝わる表現なのかを確認してから使うようにしましょう。

3つ目のポイントは、表現の違いを意識すること。文法の違いだけでなく、同じ意図でも異なる表現をすることがあります。また、「よろしくお願いします」「お疲れ様」といった、日本語にはあるけれど外国語には直接訳せるフレーズがない表現も存在しますので、翻訳の際には気をつけましょう。

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まとめ

ビジネスシーンで外国語を使う場面は今後ますます増えていくことと思います。英語だけでなく中国語や他の言語が必要になる人も少なくないかもしれません。そんな時には、自力で語学力を向上させるという方法以外にも、通訳や翻訳のツールをうまく使ったり、外部への依頼をすることで効率的に対応し、ビジネスシーンを乗り切っていきましょう。

(上記掲載の内容は、掲載日時点のものです。あらかじめご了承ください。)