おすすめ翻訳ツール・サイト12選!ビジネスには有料ツールが有効?

ビジネスにおいて、海外企業と取り引きする場合や外国人の担当者と交渉するときは、日本語以外でのやり取りを求められます。とはいえ簡単な挨拶程度であれば、インターネットの無料翻訳ツールを利用しても大きなトラブルに発展することはないでしょう。

しかし、契約に関することや業務への細かな指示など、複雑なやり取りに無料ツールを活用する場合は、使い方に注意しなければなりません。

この記事では、ビジネスシーンでも利用できるおすすめの翻訳ツールやサイトを紹介します。

おすすめ翻訳サイト8選

手軽に利用できる翻訳サービスのひとつが、インターネット上で無料公開されている翻訳ツールやサイトです。(一部有料のサービスもあります)

この項では、おすすめの翻訳サイトを8つ紹介します。それぞれのメリットや利用するときのコツについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Google翻訳

Google翻訳は基本的に無料で利用できますが、1ヶ月に100万字以上の翻訳を希望する場合は別途費用が発生します。料金は2020年10月時点で100万字あたり20ドル程度です。

■一度に5,000文字まで挿入・検索が可能
■表示スピードが速い
■英語以外の言語も多く対応している

長文入力ができるため、資料の内容を一度に広範囲にわたって入力・翻訳できます。無料のため翻訳精度は高くありませんが、長文資料の内容をざっくり確認したいときに便利です。ほかの翻訳サイトに比べると表示時間が短いため、ストレスを感じません。

Weblio英語翻訳

Weblio英語翻訳も基本的に無料利用ができますが、より使い勝手を求めるのであれば、有料版のプレミアムサービスも提供されています。

■例文が豊富に表示される
■単語の意味を調べやすい
■中国語と韓国語への翻訳にも対応

単語や例文の豊富さが魅力のWeblio英語翻訳は、一方で他の翻訳サイトほど精度が高くないというデメリットももっています。そのため使用するときは一度訳した英文を「もう一度日本語に戻す」機能で確認することがポイントです。

日本語に戻して意味が大きく変わってしまう場合は、文章構成(伝え方)を変えたほうが良いでしょう。

エキサイト翻訳

エキサイト翻訳は、完全無料のサービスです。教科書のように多少固い印象の翻訳ですが、簡単な文章であれば問題なく利用できます。

■約2,000文字の翻訳が可能
■多言語に対応
■理学系など専門分野を選べる

一度に2,000文字を入力できるため、メール作成等に役立ちます。ただし、あまりにも長い文章は誤訳しやすい点に注意しなければなりません。

「農林水産系」など翻訳時に専門分野を選ぶことができるため、特定の業種にとってはメリットの大きい翻訳サイトです。

WorldLingo

WorldLingoは無料版と有料版があり、日常使い程度であれば無料版で十分でしょう。長文資料等の翻訳に使用したい場合は、文字数の制限がない有料版もおすすめです。

■翻訳スピードが速い
■翻訳の精度が良い
■月4.95ドルで文字数無制限

翻訳スピードが速く、精度も良いため日常使いには十分なサービスです。別途料金で翻訳依頼する場合は、事前に翻訳したいテキストのファイルをアップロードすることにより、手軽な操作で見積もり依頼を出すこともできます。

Baiduオンライン翻訳

Baiduオンライン翻訳は中国発のサービスです。完全無料で使用でき、一部の言語に関しては他社の無料翻訳サイトよりも高い精度が期待できます。

■中国語の翻訳に強い
■英語・中国語含む多言語に対応
■翻訳スピードが速い

28言語に対応しており中国語に強いため、中国語の勉強や営業をしたい方におすすめです。ピンイン表記や分野に絞った翻訳も可能で、より正確な中国語の勉強・翻訳が可能です。

翻訳スピードが速く、文章全体の流れを汲んで単語の意味を的確に翻訳してくれます。

bing翻訳

マイクロソフト社が提供するbing翻訳も、完全無料で利用できます。サービスの特徴は、以下の点があげられます。

■60言語以上に翻訳可能
■発音音声は男性と女性で選べる
■地域ごとの訛りにも対応

61言語に対応しているbing翻訳の最大の特徴は、発音音声機能にあります。男性・女性それぞれの声を選べるうえ、地域ごとの訛りにも対応可能です。カナダやオーストラリアなどさまざまな発音で再生してくれるため、リアルなヒアリングを練習したい方にも便利です。

医療翻訳

その名のとおり、医療系の仕事や学習におすすめの翻訳サービスです。完全無料で利用できますが、英語と日本語の2言語のみに対応しているため、使用できるシーンが限られています。

■医療専門書を備えた専門性の高さ
■翻訳精度が高い
■翻訳スピードが速い

460万語におよぶ医療辞書で、論文や専門書を読むときに役立ちます。翻訳スピードも速く、精度の高い専門用語の翻訳を無料で利用できる点は大きなメリットでしょう。

Online-Translator.Com

Online-Translator.Comは、米国企業が運営する完全無料の翻訳サイトです。日本語サイトがなくサイト内の表記自体も英語となっているため、多少の英単語が理解できる方のほうが使いやすいでしょう。

■辞書機能・自動翻訳機能つき
■日本語への翻訳・日本語からの翻訳は可能
■英語や中国語など主要な言語に対応

辞書機能や自動翻訳機能が備わっているため、単語調べや入力が手軽です。サイト表記は英語ですが翻訳言語には日本語も含まれており、日本語から英語へ翻訳することもできます。

おすすめ翻訳アプリ4選

スマートフォンでの利用がメインとなる場合は、翻訳アプリの利用もおすすめです。ブラウザを開いてブックマークの中から翻訳サイトを探す手間もなく、アプリ起動で即座に利用できるメリットがあります。

手軽に利用できるおすすめの翻訳アプリは、次にあげる4つです。

Google翻訳

一時期は精度が問題視されていましたが、現在は日常会話程度であれば問題なく利用できる精度です。長文は苦手なものの、単語や短文の翻訳では手軽に利用できる有用さが魅力です。

最大の特徴は機能の豊富さで、たとえば以下のような機能があげられます。

・カメラでの認識
・音声認識
・音声の読み上げ
・テキストのコピー
・全画面表示

入力が難しい文字などもカメラや音声で認識してくれるため、時間や手間をカットできます。音声の読み上げやテキストのコピーを活用すれば、簡単な会話やメールも可能です。

Microsoft翻訳

機能の豊富さでは、Microsoft翻訳も負けていません。こちらもスマートフォンでの利用を最大限に生かした以下のような入力・認識機能が特徴です。

・音声認識入力
・キーボード入力
・チャット入力
・カメラによる認識

英語に訳されたものを日本語でダブルチェックできるため、伝わりにくい文章を相手に送るリスクを軽減できます。ほかの品詞の訳も確認できる機能により、辞書としても役立ちます。

Weblio英語翻訳

Weblio英語翻訳のアプリは、サイトと同様に豊富な例文を同時に学べる点が特徴です。類似の例文も複数表示されるため、異なる言い回しや似た表現を学ぶことでボキャブラリーを増やすことができます。

翻訳機能としてはもちろん、辞書として活用したい方におすすめです。引用元が記載されているため、信頼できるソースかどうかを確認できるメリットもあります。

「画像翻訳」+「カメラスキャナ写真翻訳機」

ポスターや印刷された資料など、手入力に時間がかかるものは、「画像翻訳」+「カメラスキャナ写真翻訳機」の活用がおすすめです。操作方法は簡単で、アプリを起動して翻訳したい文章部分の写真を撮るだけです。

手軽に使える無料アプリですが翻訳の精度も低すぎず、簡単なコミュニケーションに使用する程度であれば問題なく利用できます。

有料ツールと無料ツールの違い

無料の翻訳ツールやアプリは数多くリリースしているため、自分に合った精度や使い心地で選べます。数多くの無料ツールが存在するなかで有料ツールが一定の人気を集めている理由は、「精度の高さ」にあります。

■無料ツール: 旅行など個人的な利用を想定して開発されたもの
■有料ツール: 精度や専門性を重視したビジネス向けに開発されたもの

上記のとおり、異なる使用シーンを想定して開発されているため、精度の高さや対応言語、対応分野の数などに違いが表れています。無料ツールも多くの言語に対応しているものがありますが、精度の面で有料ツールのレベルには及びません。

また、有料ツールのほうがセキュリティ面でも安心できます。

有料翻訳ツールを選んだ方が良い場合とは

翻訳ツールをビジネスシーンで利用する場合は、有料と無料のどちらを利用するか迷うところです。コストを考えると無料で済ませたいものですが、セキュリティや精度を考慮すると有料版も魅力的に感じるのではないでしょうか。

有料の翻訳ツールの利用は、次のようなケースでおすすめです。

毎日翻訳を行っている

業務上、翻訳を毎日のように利用しているのであれば、有料ツールが最適です。

取引先や支店が海外にあったり、顧客に外国人が多かったりする場合は、無料ツールではトラブルのリスクが高くなるでしょう。翻訳精度が高く文字数制限のない有料ツールは、コストパフォーマンスの面でもメリットがあります。

専門分野での翻訳が多い

日常会話であれば、無料ツールを利用したり簡単な指差し英会話本などを活用したりすれば十分です。しかし専門性の高い業界で使用するときは、一般向けの翻訳サービスでは力不足だといえるでしょう。

医薬や法務など、難易度が高いうえトラブルのリスクが高い専門分野は数多くあげられます。幅広い分野に対応している有料ツールを活用すれば、取引先や顧客からの信頼も得られるでしょう。

無料翻訳ツールを使用後の修正に手間取っている

「無料翻訳ツールを日常的に使っているが大きな問題はない」と感じている方も、一度普段の業務内容を振り返ってみてください。無料翻訳ツールで翻訳した文章を、何度か修正していないでしょうか。

修正回数が多ければ多いほど作業コストが生じてしまい、時間もかかってしまいます。スピードが求められる商談では、互いの伝えたいことがスムーズに伝わることが大切です。そのため、精度の高い翻訳ツールや専門性の高い翻訳ツールが欠かせません。

まとめ

海外の取引先や顧客とやり取りするときは、外国語によるコミュニケーションが求められます。日常会話程度であれば問題なくできる方も、専門用語や難しい単語が含まれる商談は苦手というケースは少なくありません。

本記事で紹介した無料翻訳ツールで、まずは外国語でのコミュニケーションに慣れることから始めてみましょう。より専門的な単語の翻訳が必要となった場合は、有料の翻訳サービスも活用することをおすすめします。

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