ドラッグストア・薬局で働く人必見!英語での接客に使える単語とフレーズ

海外からのお客様が、ドラッグストアや薬局に来店したときに困るといわれていることのひとつに、コミュニケーションが挙げられます。相手が何を言っているのか分からない、こちらが言いたいことをどう伝えたら良いのか分からないとなると、満足のいく接客はできません。

できれば簡単な英語のフレーズだけでも覚えて、お客様とスムーズなコミュニケーションを行えるようになりたいものです。

この記事では、ドラッグストアや薬局で働く方のために、英語での接客に使える簡単な単語とフレーズを紹介します。

ドラッグストアでよく使う英単語

英語で日本語の「薬局」を表す言葉には、drug store(ドラッグ ストア)とpharmacy(ファーマシー)のふたつがあります。

drug storeは、一般市販されている薬を売っているお店のことです。薬だけでなく日用品や雑貨、化粧品、加工食品なども売っています。

pharmacyも薬を売るお店ではありますが、薬剤師がいて薬を調剤してくれるのが一般的です。病院で出された処方箋を調剤してくれる場所もpharmacyと呼ばれます。薬のみ取り扱っているところもあれば、日用品やちょっとした雑貨を販売しているところもあります。

両者の区別を理解して、外国人のお客様から「ここは、pharmacyですか?drug storeですか?」と尋ねられた場合に、どちらに当たるかを答えることができるようにしておきたいものです。

では、ここからは外国人のお客様がドラッグストアや薬局に来店されたときに使うことの多い英単語を紹介します。よく使う英単語を知っておくと、外国人のお客様が伝えたいと思っていることを理解しやすくなるでしょう。

症状をあらわす英単語

急な体調の変化などで、外国人のお客様が薬を探して来店するということは少なくないでしょう。よく使われる症状をあらわす英単語を覚えておくと、どんな薬を探しているのか知ることができます。

・熱 Fever(フィーバー)

・咳 Cough(コフ)

・めまい Dizzy(ディジー)

・腹痛 Stomachache(ストマケイク)

・下痢 Diarrhea(ダイアリア)

ちなみに、外国人のお客様が上記のような「症状がある」というときによく使う表現が、「I have~.(アイ ハブ)」です。

「I have a fever.(アイ ハブ ア フィーバー)」「I have a stomachache.(アイ ハブ ア ストマケイク)」という風に使われます。

めまいがするという場合は、feel(フィール)を使って「I feel dizzy.(アイ フィール ディジー)」といいますが、大抵は「I have~.」の形で症状を伝えると覚えておくと便利です。

薬に関連する英単語

来店した外国人のお客様が、「咳止めを探しています」とか「解熱剤がほしいです」と特定の薬を求めていることもあります。また、症状を聞いた上で従業員が特定の薬を紹介するということもあるでしょう。

そこで知っておきたいのが、薬に関する英単語です。一般的によく使われるものを紹介しますので、覚えておきましょう。

・咳止め Cough medicine(コフ メディスン)

・痛み止め Painkiller(ペインキラー)

・かゆみ止め Antipruritic(アンティープルリティック)

・解熱剤 Antifebrile(アンティーフィブラル)

・目薬 Eyedrops(アイドロップス)

・睡眠薬 Sleeping pills(スリーピング ピルズ)

薬をあらわす英語にはいくつかありますが、よく耳にするのがmedicine(メディスン)とdrug(ドラッグ)ではないでしょうか。どちらも「薬」と日本語で訳すことができますが、drugについては単体で使うと麻薬の意味でとらえられることもあるので注意が必要です。

生活用品に関連する英単語

薬ではなく、生活用品を買いにドラッグストアや薬局を利用したという外国人のお客様を接客することもあるのではないでしょうか。そんなときのために、使われることの多い生活用品の単語を紹介します。

・マスク Face mask(フェイス マースク)

・バンドエイド Band-aid(バンド エイド)

・洗剤
<掃除用>Cleaner(クリーナー)
<洗濯用>Laundry detergent(ラーンドリー デタージェント)
<食器用>Dishwasher detergent(ディシュワーシング デタージェント)

・歯ブラシ Toothbrush(トゥースブラッシュ)

・歯磨き粉 Toothpaste(トゥースペースト)

・生理用品 Sanitary napkins(サニタリー ナプキンズ)/ Sanitary pad(サニタリー パッド)

・おむつ Diapers(ダイパーズ)

これらの英単語を覚えておくだけでも、以前より外国人のお客様とのコミュニケーションが取りやすくなることでしょう。覚えるのが難しいという方は、メモに書いて必要なときに使えるようにしておくと、いざというときに助かります。

ドラッグストアでよく使う接客フレーズ

簡単な英語のフレーズを覚えておくと、外国人のお客様のために一歩進んだ接客をすることができます。

ドラッグストアや薬局でよく使う接客フレーズを紹介しますので、参考にしてみてください。

基本のあいさつ

まずは基本のあいさつを覚えましょう。英語であいさつすることで、歓迎の気持ちをあらわすことができます。

・いらっしゃいませ
Hello, how are you? (ヘロー ハウ アー ユー)

英語には、「いらっしゃいませ」という言葉がありません。なので、お客様が来店されたときは一般的なあいさつをしましょう。

・何かお手伝いしましょうか?
How may I help you? (ハウ メイ アイ ヘルプ ユー)

外国人のお客様が困っている様子のときや、何か探しているようなときに使ってみましょう。

・ありがとうございました
Thank you very much! (サンキュー ベリー マッチ)

会計後やお客様の退店時には、お礼を伝えましょう。

・良い一日を
Have a nice day! (ハブ ア ナイス デイ)

日本では店員が「良い一日を!」という習慣はありませんが、海外では「Thank you very much!」とお礼をいった後に、「Have a nice day!」などとひと言加えることが一般的です。ひと言加えるだけで大きく印象が変わるので、使ってみてください。

お客様への質問

薬がほしいというお客様に使えるフレーズです。

・処方箋はありますか?
Do you have a prescription? (ドゥー ユー ハブ ア プリスクリプション)

・服用している薬はありますか?
Are you taking any medications? (アー ユー テイキング エニー メディケーションズ)

・薬のアレルギーはありますか?
Are you allergic to any medications? (アー ユー アラージック トゥー エニー メディケーションズ)

お客様への注意

・注意書きをよく読んでください
Please read the notes carefully. (プリーズ リード ザ ノーツ ケアフリー)

・この薬は食後に飲んでください
Take this medicine after meals. (テイク ディス メディスン アフター ミールズ)

・1日3回、1錠を食後に服用してください
Take one pill three times a day after meals. (テイク ワン ピル スリータイムス ア デイ アフター ミールズ)

ほかにも、薬局で外国人のお客様への服薬指導時に使える英会話はこちらの記事で紹介しています。

「外国人への服薬指導はどうすれば良い?問題点や会話の例」

ドラッグストアで英語での接客をよりスムーズに行うには

ドラッグストアや薬局でよく使われる英単語やフレーズを覚えておくと、外国人のお客様とのコミュニケーションもある程度取れるようになるでしょう。

しかし、覚えた単語やフレーズだけでは対応できないこともありますし、スムーズな接客となると不十分だと感じる場面も増えてくるかもしれません。

そんな場合におすすめなのが、クラウド通訳です。

クラウド通訳の活用

クラウド通訳を活用すれば、外国人のお客様とのコミュニケーションを十分に図ることができるため、スムーズな接客が可能です。

クラウド通訳のおすすめポイントを紹介します。

■英語だけでなく65か国語に対応

外国人のお客様の中には、英語以外の言語を使用している方も多いでしょう。英語だったら話せても、そのほかの言語となるとお手上げという方は多いのではないでしょうか。

クラウド通訳は、英語だけでなく中国語・韓国語・タイ語・ポルトガル語・ベトナム語(トライアル運用中)の65か国語に対応していますから、多くの外国人のお客様とコミュニケーションをとることが可能です。

■お客様の話を聞いて内容や使用方法を伝えられる

処方箋の受付や商品購入時の説明など、必要なときにいつでもクラウド上にいる通訳スタッフを呼び出すことができます。お客様の話をきちんと聞いた上で対応できるので安心です。

導入事例

クラウド通訳が調剤薬局に導入された事例を紹介します。

I&H(阪神調剤グループ)コトブキ調剤薬局豊橋店さまのある豊橋市は、自動車関連産業の工場などで働く外国人労働者や技能実習生が多い地域です。そのため、こちらの調剤薬局では薬剤師の方々が外国人患者に対して薬や薬の飲み方の説明が困難という課題を抱えておられました。

そこでクラウド通訳を導入していただいた結果、外国語での服用指導にも対応できるようになったとの声をいただいています。

詳しくは、2020年7月20日の「薬事日報」に掲載されたインタビュー記事をぜひご覧ください。

まとめ

ドラッグストアや薬局で働く方のために、英語での接客時に使える単語やフレーズを紹介しました。簡単な英単語やフレーズを覚えるだけでも、外国人のお客様との円滑なコミュニケーションにつながります。メモに書いておくなどの準備をして積極的に活用しましょう。よりスムーズな接客を望まれる場合は、クラウド通訳の導入をご検討ください。

 

(上記掲載の内容は、掲載日時点のものです。あらかじめご了承ください。)