【Webサイト翻訳】翻訳を依頼するときの流れ

集客アップを目的に、Webサイトの多言語対応を目指している経営者もいるでしょう。そのために必要となるのが、翻訳サービスの利用です。

一口で翻訳サービスと言っても、本格的な翻訳会社もあれば、クラウド上で利用できるサービスもあり、どれを選んだら良いのか分らないという方もいるのではないでしょうか。ここでは、それぞれの特徴やメリット・デメリット、翻訳を依頼する際の流れについて解説しますので参考にしてみてください。

翻訳依頼の方法と各方法の特徴

実際に翻訳を依頼する際の流れを説明します。まずやるべきなのは、依頼できるサービスにどんなものがあるのかを知っておくこと、そして、そのなかからピッタリのサービスを選ぶことです。

こちらでサービスの種類と、それぞれの特徴、メリット・デメリットについて確認しておきましょう。

依頼できるサービスの種類

翻訳を依頼できるサービスは、大きく5つです。Webサイトの翻訳を依頼する場合は、この中から選ぶことになります。

■翻訳会社へ依頼する

翻訳を依頼するというときに、多くの方が思い浮かべる方法が、翻訳会社に依頼するという方法でしょう。翻訳全般を請け負う会社なので、安心して任せられるというイメージがあります。

■クラウドソーシングで依頼する

最近では、クラウドソーシングで翻訳を依頼するというケースも増えています。クラウドソーシングに登録した翻訳者の中から料金や納期、依頼内容にマッチした相手を選ぶという方法です。

■機械翻訳を利用する

人を介さずに、機械に翻訳を任せるという方法もあります。最近の機械翻訳はひと昔前よりも翻訳精度が上がっていることから、利用される機会も増えているようです。

■通訳ツールを使う

通訳専用のツールがあるので、それを利用することもできます。多言語に対応している通訳ツールも多いので、複数の言語への翻訳を考えている場合は選択肢のひとつとなるでしょう。

■通訳を雇う

専属の通訳を雇うのもひとつの方法です。通訳者と直接コミュニケーションを取りながら翻訳を進めていけるので、スムーズに多言語化を進めていけるでしょう。

各翻訳サービスに依頼するときのメリット・デメリット・特徴

どんな翻訳サービスがあるのかが分かったら、次はそのなかから自分の依頼内容にマッチするサービスを選ぶことになります。各翻訳サービスの特徴とメリット・デメリットについて解説していきますので、選ぶ際の参考にしてみてください。

■翻訳会社

種類

特徴

メリット

デメリット

翻訳会社

単語や文章をほかの言語へ翻訳する業務を請け負っている会社。

さまざまな案件の実績があり、精度はある程度保証されている。
個人には対応できないような翻訳量が多い案件でも、翻訳会社であれば対応することが可能。
企業なので、翻訳する内容のデータは機密扱いされ、外部に内容が流出する心配がない。

納品までに一定の期間がかかる。
プロの翻訳者に依頼するので、費用も高くなる。

 

■クラウドソーシング

種類

特徴

メリット

デメリット

クラウドソーシング

インターネットを介して、翻訳ができるクラウドワーカーに直接翻訳業務を依頼する。

24時間365日対応しているところが多く、依頼もオンラインですることができるので、時間的な制約がない。
納期に関して、柔軟に対応してもらえることが多く、納品までの期間も比較的短期間。

クラウドワーカーの実績や能力がどれほどなのかが見えづらい。
顔が見えないやり取りになるため、信用性が比較的低い。

 

■機械翻訳

種類

特徴

メリット

デメリット

機械翻訳

コンピューターが行う翻訳作業。
自動翻訳にディープラーニングを活用することによって、翻訳の制度が向上している。

無料で利用できるものが数多くあるので、コストを抑えることが可能。
文章を入力してから数十秒で翻訳されるので、訳文をすぐに手に入れることができる。

直訳に近い表現になりやすく、使用する機械翻訳の種類によっては必ずしも正確な翻訳がされるわけではない。人の目によるチェックが必要になる。

 

■通訳ツール

種類

特徴

メリット

デメリット

通訳ツール

オフラインでも使うことができる通訳・翻訳専用のガジェット。
多言語に対応していて、音声とテキストで翻訳することが可能。

会話することがメインで開発されているツールなので、日常表現に近い翻訳が可能。

通訳ツールの購入に費用が発生する。
ツールによって、複数の意味をもつ単語の翻訳や、主語・目的語が入っていない文の翻訳は正確にできないことがある。

 

■通訳

種類

特徴

メリット

デメリット

通訳

通訳派遣会社などを介して、通訳士を紹介してもらい雇用契約を結ぶ方法。

その場で翻訳してくれるので、リアルタイムで文章やサイトを多言語化していくことができる。
相談しながら文章のスタイルや表記を決めていくことができる。

人件費が大幅なコストとなる。

 

各翻訳サービスのメリット・デメリット、特徴について比較すると、どのサービスが一番ニーズに適しているのか判断することができるでしょう。予算と納期、求める翻訳の精度によって必要な条件は変わってくるはずです。

いずれの翻訳サービスでも、専門分野の翻訳は会社によっては対応不可となっていたり、かなり長い期間を要したりすることがありますので、事前に確認するようにしましょう。

依頼翻訳の前に準備するものは

求めている精度で翻訳をしてもらうためには、翻訳してもらいたい文章を渡すだけでは不十分です。ここでは、翻訳依頼の前に準備しておくべきものを紹介していきます。

参考資料

翻訳者が翻訳する際に参考になる資料を用意しておくと、より正確な翻訳をしてもらいやすくなります。とりわけ、医療・医薬・IT・金融・法律・特許などの専門分野の翻訳を依頼する際には、参考資料を用意しておいた方が良いでしょう。

専門分野の翻訳をする際には、ニュアンスの違いなどで意味が大きく違って取られてしまうこともありますので、そうした間違いを防ぐためにも参考資料は必要です。

【和訳の場合】見本原稿/表記統一ガイド

ある言語を日本語に翻訳する際に、見本原稿を翻訳者に渡しておくと、希望する文章のスタイルで翻訳してくれます。

表記の統一をしてもらいたいと考えている場合は、表記統一ガイドを作成して翻訳者に渡すようにしましょう。社内文書やプレスリリースで使用している表記統一ガイドがあるなら、それを渡すこともできます。

見本原稿や表記統一ガイドを準備しておくと、翻訳者が変わったとしても、同じような文章のスタイルで翻訳された文章を受け取ることができるでしょう。

【依頼をする】翻訳依頼の流れ

Webサイトの翻訳を依頼したときの一連の流れを紹介していきます。

翻訳依頼についての問い合わせ

翻訳をしてもらう会社を決めたら、翻訳についての問い合わせをします。依頼から納品されるまでの日数、依頼する文書の翻訳料金、納品後のアフターフォローデータの形式などについて確認しておきましょう。

見積もりを依頼する

大まかな納品予定日、翻訳料金を聞いて納得ができたら、原稿を送って正式な見積もりを依頼します。見積もりの際には、どんな種類の文書か、何語から何語に翻訳するのか、ワード数(何語)など確認事項がたくさんありますので、事前に依頼内容をまとめておくと良いでしょう。

翻訳開始

見積もりをしてもらい、料金と納品予定日時に問題がなければ契約が成立となり、翻訳が始まります。

納品・確認

指定されたファイル形式のデータがメールで送付されるか、プリントアウトしたものが郵送されてきます。届いた訳文を読んで、内容が依頼したものに則しているかどうかを確認していきましょう。

納品とともに代金の請求書が届くのが一般的ですが、個人で依頼している場合は、翻訳会社から前払いを求められることもあります。

修正依頼

訳文を読んで、修正すべき箇所がある場合は修正依頼をします。契約に修正対応が含まれている場合は、翻訳料金の範囲内で行われるでしょう。ただし、大幅な修正や複数回に及ぶ修正を依頼する場合は、翻訳者に追加で料金を支払う必要が生じることもあります。

まとめ

Webサイトの多言語対応のために翻訳を依頼する際の流れについて解説しました。まずは、各翻訳サービスのなかからどのサービスを利用するかを決めるようにしましょう。翻訳を依頼する前には必要な資料などを準備しておくことも忘れないようにしてください。

実際に依頼する場合は、基本的にこちらの流れに沿って翻訳が行われるため、ゆとりをもって依頼するようにしましょう。

関連記事:
・【通訳・翻訳】ビジネス利用する前に理解しておきたい注意点とは?
・海外ビジネスを成功させるには?外国語コミュニケーションのポイントまとめ

(上記掲載の内容は、掲載日時点のものです。あらかじめご了承ください。)

★ こちらも! ★
外国人とのコミュニケーションにお困り方に、各種サポート実施中♪

▼在日外国人との言葉の壁を解消!
【クラウド通訳】

▼なっとく翻訳はあなたのスタイルに合わせてサポート!
【なっとく翻訳】

▼海外とのWEB会議をサポート!
【オンライン会議通訳】