オンラインでも使える通訳!メリットや選ぶポイントは?

テレワークを導入する企業が増え、会議はすべてオンラインというところも多くあります。しかし、日本語での会議なら問題ありませんが、英語が必要となる会議で通訳を呼べないことに不便さを感じている方も少なくないといいます。

そこで今回は、そんな課題を解決するために注目を集めているオンラインでの通訳について解説します。オンライン通訳のメリットや選ぶ際に気を付けたい点についても紹介しますので、参考にしてみてください。

オンラインで通訳を依頼することはできる?

その場に通訳を呼ぶことができなくても、オンラインで通訳を依頼することは可能です。

オンラインでの通訳にも、会話をリアルタイムでテキストにする方法や、オンラインで通訳さんを呼ぶ方法、WEB会議に通訳者を呼ぶ方法など、いくつか種類があります。

それぞれの特徴を解説します。

■会話をリアルタイムでテキストにするサービス

会議中の会話を音声認識技術によってテキスト化するサービスがあります。リアルタイムで翻訳してくれるので、ストレスフリーで会話ができるのがメリットです。

しかも、相手の言ったことを聞き逃したという場合や、用事で一時的に席を外した場合も、テキストを確認すれば会話の内容が分かるというメリットもあります。

■オンラインで通訳者を呼び出せるサービス

スマホやタブレットを使って、必要なときにオンラインで通訳者を呼び出せるサービスもあります。スマホやタブレットで呼び出すと、テレビ電話のように通訳さんと話すことができるのが特徴です。

コンピュータの音声認識技術や自動翻訳技術を使って翻訳するのと違って、通訳者が間に入って通訳してくれるため、違和感のない通訳が可能というメリットがあります。

また、オンラインで通訳者を呼び出せるサービスの多くが、朝から晩まで利用でき、しかも多言語対応ができるのも使いやすさにつながっています。

■WEB会議に通訳者を呼ぶサービス

WEB会議に通訳者を呼ぶサービスもあります。この場合、WEBを通して通訳者も会議や商談に参加するので、スムーズなコミュニケーションが可能です。

また、会議や商談向けの翻訳・通訳サービスなので、語学力はもちろんのこと、知識や経験なども豊富なプロフェッショナルな通訳者が在籍しています。大事な会議や商談のときに安心して任せることができるのもメリットです。

スムーズでコスト削減にもなるオンラインの通訳

オンラインでの会議、商談への対策として選ばれるオンライン通訳にどんなメリットがあるのか知っておくことで、サービスの導入を判断する助けになるでしょう。

コストと時間の削減

その場に通訳を呼ぶことと比べ、オンラインの通訳サービスを利用することは、コストと時間の削減につながります。

通訳を呼ぶ場合は、通訳者が移動するための時間や交通費などのコストがかさむものです。

しかし、オンラインで通訳を依頼する場合は、実際に通訳を依頼した時間のみのコストで済みます。サービスによっては1時間単位で通訳を依頼することができるため、コストをかなり抑えることができるのはメリットです。

オンラインでの会議により、海外出張に伴う移動時間やコストを大幅に抑え、国内と海外拠点の間でスムーズなやり取りを実現できることは、大きなメリットといえるでしょう。

スムーズに会話できる

外国語での会議や商談となると、課題となるのが言葉の壁ですが、通訳者がいることで言葉の壁を取り払い外国語が話せなくても積極的に会話に参加することが可能です。

通訳を利用すれば、自分の言いたいことを相手が理解できているか、相手の伝えたいことが良く分からないといったストレスを抱える必要はありません。

相手の言っていることが十分に理解できない場合は、さらにその点について尋ねて十分な意思の疎通を図ることも可能です。

通訳を通してのコミュニケーションが可能なので、言語の壁がない分、積極的な意見交換が可能になり、ディスカッションも活発になります。

迅速な意思決定ができる

通訳サービスを利用したオンラインでのディスカッションでは、国や言語を超えて意思決定ができます。限られた時間で、迅速な意思決定ができるのもオンラインの通訳サービスを利用するメリットです。

オンラインの通訳選びで重要なポイント

コストも時間も抑えることができ、スムーズなコミュニケーションが可能となるオンラインの通訳サービスは、これからますますニーズが高まっていくサービスと考えられます。

とはいえ、サービス選びで失敗すると、「思っていたサービスと違った」「期待していたレベルのスキルを通訳者がもち合わせていなかった」ということになるのも事実です。

そのような失敗を避けるため、オンラインの通訳サービスは注意深く選ぶようにしましょう。オンラインで利用できる通訳サービスにもいろいろなものがあるので、比較して、ニーズに合ったものを選ぶことが肝心です。

そこでオンラインの通訳サービスを選ぶ際に重要なポイントを紹介します。

通訳者のスキル

通訳者にも日常会話レベルからビジネス会話レベル、ネイティブレベルまで、さまざまな言語レベルがあります。専門性を必要としない簡単な会議であれば、日常会話レベルの通訳者でも特に問題なく、相手とのコミュニケーションを取ることができるかもしれません。

しかし、専門性が必要とされる分野だと、日常会話レベルの通訳者を通じた会話では、スムーズなコミュニケーションを図ることはできないでしょう。

なので、どんな通訳者が在籍しているのかという点も確認しておくことは大切です。通訳を依頼する場合は、通訳者のスキルを確認しておくようにしてください。

言語のレベルでいうと、日常会話レベル、ビジネスレベル、ネイティブレベルなどがあるので、通訳を任せるのに必要な言語レベルに達している通訳者を選ぶようにします。

また、専門知識が必要とされる分野での通訳を依頼する際は、言語レベルだけでなく、その分野での知識を有しているかという点も確認しておきたいものです。専門性が高い分野になればなるほど、その分野の知識がないと、正確な通訳は厳しいということを忘れないようにしてください。

特にAI(人工知能)を使った通訳で課題となるのが、翻訳精度です。AIを使った翻訳では、それぞれの言語を直訳してしまうので、実際の意図と違ったものを相手に伝えてしまい、コミュニケーションがスムーズにできないということも生じます。

これは実際の通訳者を介したサービスでも起こり得ることですので、翻訳精度についても確認したいものです。

通訳者の言語、専門知識、翻訳精度といったスキルが求める水準にあるのかという点は、依頼する前に確認しておきましょう。

通訳の種類

通訳といってもさまざまな方法があり、それぞれにメリットが異なります。

■同時通訳

同時通訳は、発言者が言葉を発したら即座に通訳をはじめる方法です。高い集中力が求められる方法で、通訳者は発言者の話を聞きながら、翻訳して聞き手に伝えなければなりません。

同時通訳では、発言者の発言が終わるのを待って通訳者が通訳するということではなく、それぞれが同時に話しています。そのため、通訳を使ってもロス時間がほとんどないというメリットがあります。

同時通訳は、大規模な会議などで採用されることの多い通訳方法です。

■逐次通訳

逐次通訳は、発言者が数文話した後に、通訳者がその部分の通訳を行うという方法です。同時通訳では、発言者と通訳者が同時に話しますが、逐次通訳では発言者と通訳者が交互に話すことになります。

そのため、聞いたことをゆっくりと考える時間は取れますが、発言者と通訳者の両方が別々に話すため、必要とされる時間が2倍になるのがデメリットです。

1対1の対談や、短時間の会議に向いている通訳方法といえるでしょう。

■ウィスパリング

通訳者が聞き手の側で、通訳の内容をすぐに伝える方法です。同時通訳のようにほぼ同時に通訳していくものの、機材などを使用せず、耳元でささやくように伝えるため、ウィスパリングと呼ばれています。

ウィスパリングは主に1対1の対談や少人数での会議、また、日本語での会議に外国語を話す人が少数出席しているというような場合に多く採用される方法です。

まとめ

その場に通訳を呼ばなくても、オンラインで通訳サービスを利用することができます。オンライン会議などで言葉の壁にお困りの場合は、今回紹介したポイントを参考にしていただき、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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