訪日観光客への対応をサポート!使えるツールを紹介

有名観光地のお店で働いていると、訪日観光客とコミュニケーションをとる機会も多くなります。そうしたところで働いている人の中には「様々な国から来る訪日観光客への対応に役立つツールがあれば良いのに」と考えている方もいることでしょう。

そこで今回は、訪日観光客への対応をサポートしてくれる“使えるツール”をご紹介します。

増える訪日観光客への対応にはツールを活用しよう

毎年増えている訪日観光客。2019年には3,000万人以上の外国人が日本を訪れました。

ただし、コミュニケーションの問題をはじめ、訪日観光客の多くが日本での滞在に不便を感じているのが現状です。

そこで、自治体や企業が訪日観光客向けに、アプリや業種別の対応フローなどさまざまなツールを作成しています。

こうしたツールをうまく活用すれば、宿泊施設や飲食店の業務負担を軽減させることも可能です。

また、宿泊施設や飲食店でコミュニケーションがスムーズにいくと、訪日観光客の満足度も向上し、日本に対するイメージが良くなるのでリピーター獲得にもつながります。

訪日観光客への対応に役立つツールを紹介していきますので、導入できるものがあるか検討してみてください。

訪日観光客への対応に役立つツール

外国語が話せないとしても、さまざまなツールを活用することで、訪日観光客とコミュニケーションをとることは可能です。

訪日観光客が日本旅行を快適に過ごせるようにするために役立つ、4つのツールをご紹介していきます。

指さしツール

訪日観光客への対応のために作られた、分かりやすいコミュニケーションツール。アプリもあれば、大手金融機関が作成した印刷用の画像データなどもあります。

指さしツールを使うと、外国語を話せない人でも、訪日観光客とコミュニケーションをとることが可能です。

特に訪日観光客と接する機会が多い、サービス業や宿泊業向けに指さしツールは作られています。

サービス業向けには、来店・注文・会計の際に使える基本的な文言が、宿泊業向けには、チェックイン・案内・精算の際に使える接客の基本的な文言がまとめられています。

基本的な文言は、複数の言語で記載されていますので、指さしツールを用意しておけば、幅広い訪日観光客とのコミュニケーションが可能です。

指さしツールのデメリットとして、アプリや画像データに入っている情報の範囲内でしかコミュニケーションをすることができないということが挙げられます。

とはいえ、訪日観光客にとっても、お店のスタッフにとっても、基本的なコミュニケーションが取れるだけで、不満やストレスはかなり軽減されるでしょう。

通訳ツール

通訳ツールとして多くの方が真っ先に思い浮かべるのが、有名検索エンジンの通訳機能でしょう。とはいえ、最近では多種多様な通訳ツールが数多くあります。

例えば、音声通訳機やトラベルイヤホンなども、訪日観光客とのコミュニケーションに役立つツールです。

音声通訳機はオフラインで使用ができるものもあり、通信費用を気にせずに、どこの現場でも使えるという利点があります。

接客用に特化した音声翻訳機の中には、1秒で起動することができ、0.2秒でレスポンスがあるなど、スピードが求められる接客にも対応できるものもあるようです。

トラベルイヤホンは、訪日観光客に伝えたいことを日本語でしゃべると、イヤホンが指定した言語に自動翻訳してくれるというもの。

相手が話した言葉は日本語に自動翻訳されるので、トラベルイヤホンを介することで双方向のコミュニケーションが取れるようになります。

こうした翻訳ツールは、翻訳精度に改善点があるものの、今後さらに翻訳精度が上がっていけば、訪日観光客とのコミュニケーションの有効なツールになるでしょう。

マナーツール

訪日観光客によるマナー違反があると、観光地の景観が損なわれたり、評判が悪くなったりすることがあります。

マナー違反として目立つのが、ごみのポイ捨てや撮影禁止場所での撮影、温泉の入り方、喫煙場所以外での喫煙などです。

こうしたマナー違反は、価値観の違いからくるものもありますが、一部は訪日観光客に伝わる形で禁止事項が掲示されていないのが原因かもしれません。

例えば、「撮影禁止」と日本語と英語で表記があったとしても、日本語も英語も理解できない訪日観光客にとっては、その表記は意味をなしません。

そこで役立つのが、イラストで公共マナーを分かりやすく示したステッカーなどです。

どの国から来た観光客でも理解しやすいイラストになっていれば、公共マナーを悪気なく破ってしまう人を減らすことができます。

公共の場に、訪日観光客に守ってもらいたいと思うマナーについて示したツールを設置すると、「観光公害」を減らす一助になるでしょう。

同じように、ホテルや飲食店、スーパーの中にマナーツールを設置することによって、訪日観光客のマナー違反で他のお客様が嫌な思いをするということを防げます。

マナーツールを作成する際には、多言語対応したり、イラスト中心にしたりすることによって、訪日観光客に理解してもらいやすいツールになるよう意識しましょう。

キャッシュレス対応ツール

海外ではキャッシュレス決済が普及しているため、そうした国から来た観光客は、キャッシュレス対応ができていないお店に対して不満を抱くことが考えられます。

2019年に日本に最も多く訪れた観光客は中国から、次いで韓国からでした。この2つの国はキャッシュレス化が進んでいて、中国は60%、韓国に至っては96.4%といわれています。

訪日観光客の多くが、キャッシュレス化が進んだ国から来ていることを考えると、訪日観光客が多く訪れるお店は、キャッシュレス化に対応することが必要です。

キャッシュレス対応ツールとしておすすめなのは、「Square(スクエア)」というアプリ。

このアプリは、専用のICカードリーダーを入手すれば、すぐにクレジットカード対応が可能となる優れものです。

訪日観光客が、日本の紙幣を使って払おうとすると、慣れていないために手間取ることがあるかもしれませんが、カードを使うことができれば、支払いがスムーズになります。

「Square(スクエア)」は、アプリで直感的に操作できるため、機械が苦手な人でも使いやすい作りになっているのも魅力です。

 

オンライン通訳なら対応も柔軟

訪日観光客が来たときに、指さしツールを使うことで、基本的なコミュニケーションをとることができるかもしれませんが、少し込み入った内容には対応することはできません。

通訳ツールも、簡単な内容なら正確に翻訳できるかもしれませんが、説明が必要な内容になると、正しく伝えられないことがあるでしょう。

そうした不安を解消したい場合は、オンラインを利用した通訳の代行サービスがおすすめです。

弊社の「クラウド通訳」なら、スマートフォンやタブレットで「通訳さん」をすぐに呼び出すことができます。

英語だけでなく、中国語・韓国語・タイ語・ポルトガル語と多言語に対応していますので、さまざまな国から観光客が来るお店でも、安心して導入していただけます。

「クラウド通訳」は、機械による通訳と違い、人間によるリアルタイムな通訳なので、さまざまな訪日観光客に柔軟対応できるのが特徴です。

シンプルな料金プランで、通信機器のレンタルなど、サポート内容も充実しています。訪日観光客にどう対応するか検討している場合は、ぜひ「クラウド通訳」におまかせください。

まとめ

指さしツールや通訳ツール、マナーツールやキャッシュレス対応ツールなど、訪日観光客とのコミュニケーションに役立つツールをご紹介しました。こうしたツールは、コストや時間をかけずに導入することができるものですので、訪日観光客への対応に不安を感じているのであれば、導入を検討してみると良いでしょう。

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(上記掲載の内容は、掲載日時点のものです。あらかじめご了承ください。)