外国人観光客が日本の旅行で不満に感じたこととは?

日本好きを公言する外国人観光客は多くいます。しかし、日本に訪れたものの、「思うように動くことができなかった」「不便が多かった」といった不満を抱く外国人観光客も少なくありません。インバウンドからの経済恩恵を受けるためには、外国人観光客がどんな点に不満を抱いているのか知って、対策を講じていくことが大切です。ここでは、外国人観光客が日本旅行でどんな点に不満を感じているのか解説します。

外国人観光客が日本の旅行中で不満に感じたこと

観光庁が訪日外国人に対して行ったアンケートによると、外国人観光客は日本旅行で次のような点に不満を感じていることが分かりました。

コミュニケーション

外国人観光客が日本旅行で一番困るのが、コミュニケーションが取れないということです。

日本での旅行期間中は、ホテルやレストラン、土産物店などの施設を利用するものですが、一部の観光地を除いて英語でコミュニケーションできるスタッフはほとんどいません。

そのため、質問をしても思うような答えが得られず、不便な思いをしたという外国人観光客は多くいるようです。

外国人観光客のなかには、英語を母国語としていなくても、英語さえできれば海外ではコミュニケーションが取れると考えている人も少なくありません。日本語はできなくても英語で話すことができれば大丈夫と考えて訪日した人にとって、英語でのコミュニケーションが取れないというのは大きなストレスになっています。

また、多言語に対応していないことに不満を抱く外国人観光客も少なからずいます。訪日外国人観光客の上位を占めるのは、韓国や中国、台湾など、英語を母国語としていない国の人達です。

それらの国々の人達の言語に対応したサービスが受けられないということも、外国人観光客の不満の原因になっています。

クレジットカードが使えない

海外の先進国の多くは、現金を持ち歩かずカードでの支払いがメインである一方、日本はキャッシュレス化が進んできているとはいえ、まだまだ現金主義なところがあります。

クレジットカードを利用できる場所が少ないため、常に現金を持ち歩かないといけないことに不満を持つ外国人観光客は少なくありません。

さらに、日本円を入手したいと思っても両替所が少ないため、思ったように両替ができないということも多くの外国人観光客の不満の要因になっています。

Wi-Fiなどの通信環境

日本人とのコミュニケーションが取れなくても、インターネットやSNSを通じて情報を収集できれば、外国人観光客もさほど不便に感じないことでしょう。

しかし、日本では無料で使えるWi-Fi環境スポットがあまりありません。仮にあったとしても、利用する際に登録が必要なケースが多く、そのことを面倒に感じる外国人観光客も多くいます。

アルファベット表記が少ない

街中を歩いていても、アルファベット表記が少ないという声も多く聞かれます。目的の場所に行きたいと思っても、日本語表記しかないため目的地にたどり着くのが難しかったという経験を持つ外国人観光客も少なくありません。

観光情報のパンフレットを見ても、地図が多言語に対応していないため、結局は使えないということもしばしばあるようです。

また、地図アプリを使いたくてもWi-Fi環境が整っていないし、案内所を探すのも手間だったといった不満を口にする外国人観光客もいます。

公共交通機関に関する不満

日本国内を移動する際に利用する公共交通機関ですが、外国人観光客にとっては乗車方法が分かりにくい、放送が分かりにくい、運賃が高い、といった不満があるようです。

日本の鉄道の路線図は複雑なので、利用したいと思っても利用方法が分からないという声も聞かれます。

地図を見ても、ツーリストには必要のない建物や施設の情報が多すぎて見にくいといった不満を持つ外国人観光客も少なくありません。

不満から対策を考え外国人観光客をおもてなししよう

インバウンドからの経済恩恵を受けるためには、外国人観光客の不満を基に対策を講じることが欠かせません。

外国人観光客の満足のいくおもてなしを提供するために、以下のことを実践するようにしてみてください。

コミュニケーションツールを活用する

外国人観光客が日本で抱く不満のひとつが、コミュニケーションが取れないということです。なので、しっかりとコミュニケーションを取るための対策を講じましょう。

・翻訳端末、アプリを活用する

Google翻訳やMicrosoft翻訳などの翻訳サプリサービスを利用すれば、外国人観光客とも最低限のコミュニケーションを取ることができます。

AIによる翻訳のため、人を介する通訳よりも精度は落ちますが、手軽に最低限のコミュニケーションを取るのには便利なツールです。

・翻訳サービス(クラウド型通訳)を利用する

クラウド型通訳などの翻訳サービスを利用すると、よりスムーズにコミュニケーションを取ることができます。

いろんな翻訳サービスがありますが、「クラウド通訳」では通訳さんを介して会話することができるため、ストレスフリーなコミュニケーションが可能です。

クラウド通訳は、英語・中国語・韓国語・タイ語・ポルトガル語の5ヵ国語に対応しています。近年ではアジア圏からの訪日外国人観光客が多くを占めているので、この5ヵ国語に対応できれば、だいたいのニーズには応えることができるでしょう。

料金は月額定額制で、インターネット環境さえ整っていれば、スマホかタブレットを用意するだけで手軽に利用できます。

1ヵ月の無料体験も可能。まずはお試ししてみてはいかがでしょうか。
https://optage.co.jp/co-creation/crowdtsuyaku/

・言語対応専門の人材を雇う

英語やその他の言語ができる人材を雇うことができれば、外国人観光客もコミュニケーションに不満を抱えることはほぼないでしょう。ただし、そのような人材を探し、確保するのは簡単なことではありません。

しかも、英語だけでなく中国語や韓国語の対応も必要ということになると、さらにハードルは高くなります。

クレジットカード決済を導入する

決済方法の多様化に対応しましょう。クレジットカードやスマホ決済などを導入して、外国人観光客が利用しやすいようにすることは大切です。

Wi-Fiを導入する

外国人観光客が利用できるように、無料のWi-Fiを設置しましょう。

通信業者の各社が提供する店舗向けWi-Fiサービスを設置することもできますし、既に契約しているインターネット回線を活用することもできます。

また、モバイルWi-Fiの端末を活用しても良いでしょう。無料Wi-Fiを提供することで、外国人観光客へのおもてなしの気持ちを表すことができます。

多言語表記に対応させる

多言語表記に対応させることも大切です。

IT技術を活用して、ARなどでインバウンド対策を講じてみてはいかがでしょうか?

ARというのは、実際の地形や景色などにコンピューターを使って情報を加えていく技術のこと。映像で情報を伝えることができるので、外国人観光客にとっても分かりやすい案内をすることができます。

情報が多すぎると取捨選択がしきれないので、狭い範囲での絵地図を用意するのがおすすめです。看板や目印の絵が書いてあると、外国人観光客にとってより分かりやすくなります。

まとめ

訪日外国人観光客にとって満足のいくおもてなしをすることができれば、リピーターにつなげることができます。また、その人を通して家族や友人、知人が訪れるということにもつながるでしょう。

こちらでご紹介した不満を参考に、外国人観光客が訪問しやすい環境づくりを心がけてみてください。そのような環境づくりをすることが、インバウンドからの経済恩恵を受けるためには欠かせません。

(上記掲載の内容は、掲載日時点のものです。あらかじめご了承ください。)

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