【サービス業向け】訪日観光客への対応に役立つアプリなどを紹介

訪日観光客の増加にともなって、本格的なインバウンド対応の強化に取り組まないといけないと感じている経営者は少なくありません。

今回は、そのような経営者の方のニーズに応えてくれるアプリについてご紹介していきます。

訪日観光客への対応で一番の問題となるのが、言葉の壁です。お互いに言いたいことが上手く伝えられないためにもどかしさを感じるという経験は多々あることでしょう。

そのような不便さを解消するのに役立つアプリだけでなく、訪日観光客への対応に便利なほかのアプリやツールについての情報もお伝えしていきます。

訪日観光客との「言語の壁」はアプリでも解消できる

増え続けている訪日観光客への対応において、最も問題となっているのが「言葉の壁」です。

訪日観光客の多くは、英語は国際語という意識があるため、英語ができたらどこの国へ行っても不便はないと考えていますが、日本人で英語ができる人は多くはありません。

そのため、母国語でのコミュニケーションはもちろんのこと、英語でもコミュニケーションを取ることが難しいという日本において、多くの訪日観光客が不便さを感じています。

このような事情を踏まえて、最近では訪日観光客とのコミュニケーションをサポートするアプリが出てきています。

従業員が訪日観光客の言語で対応することができなくても、アプリを使ってコミュニケーションが取れるので、言葉の壁という問題も解消することができるようになってきているのです。

一般企業だけでなく、地方自治体でもアプリを導入しているケースがあり、幅広く利用されています。

訪日観光客への対応に役立つ!おすすめのアプリ

訪日観光客への対応において、問題となるのは言語の壁だけではありません。

外国人観光客からおすすめの観光スポットの情報や、目的地までの道案内を求められることがあります。そんなときに、分かりやすく説明したいと思ったものの、上手くできなかったという経験を持つ方もいらっしゃることでしょう。

さらに、鉄道を使っての移動を考えている訪日観光客に、乗り換えの説明をするのが難しいと感じたことがある方も少なくないのではないでしょうか。

このような悩みを解決してくれる、おすすめのアプリをご紹介していきます。

①通訳アプリ

有名検索エンジンのツールをはじめ、さまざまな通訳アプリがあります。多言語に対応したものもあるので、ちょっとしたコミュニケーションなら通訳アプリを使って行っているというお土産店やレストランもあるようです。

通訳を介した場合と比べると、翻訳の精度は高いとはいえませんが、簡単なコミュニケーションなら問題なく取ることができるでしょう。

オフラインで使える通訳アプリもありますが、最近ではオンラインによる通訳サービスも増えてきています。オンラインによる通訳サービスのメリットは、リアルタイムでオペレーターとコミュニケーションを取ることができるということです。

「クラウド通訳」なら、訪日観光客の対応に困ったときに、スマートフォンやタブレットで「通訳さん」をすぐに呼び出すことができます。

「クラウド通訳」を提供するのは、関西電力グループの総合情報通信会社。なので、通信環境や通信機器のレンタルなど、サポートも充実しています。

1ヵ月の無料体験もご用意していますので、まずは使いやすさを体験してみてください。
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②観光アプリ

訪日観光客の接客を行っていると、観光スポットを聞かれたり、目的地までの道のりを尋ねられたりすることがあります。

業務とは直接的に関係はないとしても、困っている訪日観光客の助けになることができれば、どんなに良いだろうと考えている経営者やスタッフの方は少なくないでしょう。

そんな場合に役立つのが、観光情報を紹介してくれるアプリです。訪日観光客向けに、英語や中国語、韓国語など、さまざまな言語で観光情報を提供しているので、自分の分かる言語で情報を得てもらうことができるというメリットがあります。

おすすめは「Japan Official Travel App」というアプリです。日本政府観光局が提供しているもので、観光スポットやお食事スポット、免税店やWi-Fiスポットなどの情報を得ることができます。

災害情報や病院など、緊急時に必要となる情報も配信されているので、訪日観光客が求める情報すべてをアプリひとつで得ることができるというのもおすすめポイントです。

③乗り換え情報アプリ

訪日観光客にとって、鉄道などの日本の公共交通機関は複雑で、どう乗って、乗り換えたら良いのか迷うことが少なくありません。

訪日観光客に目的地までの行き方を尋ねられたとき、乗り換えなしで行ける場所であれば、「この駅で○○行きの列車に乗って、△駅で降りてください」と伝えればOKです。

しかし、乗り換えがある場合は、「駅から○○行きの列車に乗って、△駅で降りたら、そこから□□行きの列車に乗り換えて・・・」といった複雑な説明が求められます。

そんなときに役立つのが、乗り換え情報アプリです。乗り換え情報アプリを使えば、複雑な乗り換えについても分かりやすく説明することができます。

乗り換え情報アプリのなかでもおすすめなのが、「NAVITIME for Japan」というアプリです。

乗り換え情報だけでなく、ATMなどのスポットについても表示する機能があるので、移動先で現金が必要という場合にも助かることでしょう。

④キャッシュレス対応アプリ

訪日観光客が日本で不便に感じることのひとつが、キャッシュレス決済に対応していないということです。

海外ではキャッシュレス決済が普及しているケースが多いため、日本のキャッシュレス対応については、まだ不十分といわれています。

そんな問題も、アプリで解消が可能です。おすすめは、「Square(スクエア)」というアプリ。

スマートフォンやタブレットにアプリをインストールして、専用のICカードリーダーを入手すれば、すぐにクレジットカード決済に対応が可能となります。

現金のように慣れない日本の紙幣を使わずに済むので、支払いもスムーズです。

 

その他アプリ以外に使えるツール

アプリ以外にも、訪日観光客の対応に役立つツールがあります。代表的なものをご紹介していきます。

指さしツール

訪日観光客向けに作られた分かりやすいコミュニケーションツールです。イラストと一緒に接客で使える短い文章が書かれているので、そこを指さしするだけでコミュニケーションを取ることができます。

アプリもありますし、印刷データをダウンロードすることもできるので、便利なほうを使ってみると良いでしょう。

飲食店の接客フローなどもまとめられているので、指さしツールを使って会話を行うことができます。

マナーに関するツール

訪日観光客が増えることで戸惑うことのひとつが、トイレの利用マナーです。便座に足を乗せて座る、便器にティッシュ以外のものを捨てる、使用後に水を流さないといったことがしばしばみられるため、困っている経営者の方も少なくないでしょう。

そのような「困った!」を解決するのに役立つのがマナーに関するツールです。トイレの利用方法など、公共マナーを分かりやすく示したステッカーなどが用意されているので、ダウンロードして使用することができるでしょう。

多言語対応であったり、イラスト中心になっていたりと、訪日観光客が理解しやすい作りになっています。

まとめ

訪日観光客の増加にともない、スムーズな接客ができるようにさまざまなお役立ちアプリが開発されています。訪日観光客が感じる不便を、アプリなどによって解消することができれば、訪日観光客の来店増加につながることでしょう。

インバウンド対応の強化を考えているなら、アプリなどを利用しつつ、インバウンド向けのサービスの向上を図るようにおすすめします。

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