コロナでどう変わる?インバウンドの効果的な集客方法

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最終更新日:

(更新日:2021.1.07)

新型コロナウイルスの影響で海外との渡航制限がかかり、インバウンドの集客に大きな影響を与えました。

国内向けの商品やサービスを次々と打ち出す企業が多い中で、コロナ後のインバウンド需要や集客はどのように変化するでしょうか。

この記事では、コロナ後のインバウンド集客はどのように変化するのか、インバウンド集客におけるポイントについて紹介します。

また、インバウンド集客に成功した事例や対策に役立つサービスについても触れていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

コロナ後、インバウンド集客はどう変わる?

コロナ後のインバウンド集客はどのように変化しているのでしょうか。

コロナ終息後に渡航制限が解除され、海外からの観光客なども受け入れられるようになれば、インバウンド需要も回復することが見込まれます。

日本は旅行したい国として人気があるため、コロナ終息後には観光客の数も徐々に戻ってくるでしょう。

日本製の製品やサービス、食べ物を求めている富裕層を中心に、「メイドインジャパン」というブランド力をもっていることもその理由です。

インバウンド集客における変化は、観光客の数ではなく旅のニーズにあると考えられます。たとえば、団体旅行が主流だったものが接触を軽減するための個人・家族などの少人数旅行へ変化するような形です。

また、混雑が見込まれる都市部よりも、自然豊かな地方都市に注目が集まる可能性もあります。

重要なのは「変化に対応すること」であり、コロナ前と同様の集客対策のみでは集客力が不足する場合もあるでしょう。

ニーズを的確にとらえて対応し、インバウンド需要を満たすようなプランを打ち出していく必要があります。

インバウンド集客のポイント

コロナ後のインバウンド需要の変化に対応しながら、インバウンド集客を行うためにはどのようなポイントを押さえておく必要があるのでしょうか。

ここからは、インバウンド集客のポイントやアフターコロナに対応するための対策について紹介します。

年齢による目的の違いを明確にする

地域によって、外国人観光客が訪れる年代は異なります。

例えば、東京だと20代~50代まで幅広い年代の外国人観光客が訪れているのに対し、北海道だとウインタースポーツを楽しむ20代~30代が多く訪れています。地域によっては、40代くらいの中年層に人気のところもあるでしょう。

年齢によって訪問する目的は異なるので、その年代のニーズを把握することは大切です。そして、その年齢層に訴える自社の「売り」を明確にし、それをアピールしなければなりません。

ほかにも、ユーザーから「ファン」になってもらうことが大切です。期待に沿ったサービスを体験してもらい、思わず最新情報を知りたくなるようなファンになってもらうことで口コミが口コミを呼び、人気につながることでしょう。

家族や友人からの直接的なものだけでなく、SNSやサイト上の口コミも効果が高いです。コメントや写真、動画などを見ると興味がかきたてられますよね。

ファンになってもらい、口コミが拡散していくことで、広告費用を抑えて集客することができます。

インバウンド集客のトレンドを知る

インバウンドのニーズは、時とともに変化します。インバウンド集客において成功するためには、インバウンドのトレンドに通じることが大切です。

ちょっと前は外国からの観光客による爆買いがブームでしたが、最近ではモノよりもコト消費へと変わってきています。日本ならではの文化体験の人気があるので、そこに目をつけると、インバウンドの集客につなげることができるでしょう。

例えば、これまで外国人観光客には見向きもされてこなかったような商品であっても、体験的なことと結びつけて集客を行えば、爆発的な人気につながることもあります。

インバウンド集客のトレンドに常に通じていれば、いつでも外国人観光客のニーズに応えることができるサービスを提供することができるはずです。

安全・安心への対策を行う

コロナ後に特に重要になるインバウンド集客のポイントとして、安全・安心への対策が挙げられます。

マスク・手洗い・アルコール消毒などが一般的になったように、衛生対策の有無で旅先や宿を選択する人も増加してくるでしょう。

清潔感や衛生状態、温度管理や消毒などを徹底していることは、安全であることのアピールポイントになります。

また、案内や情報発信が多言語化されていれば、よりインバウンドを歓迎していることも伝わるのではないでしょうか。

対策を講じていること、そして情報発信を多言語化して外国人観光客の目に留まりやすくすることを意識し、アピールすることが重要になります。

効果的にインバウンドを集客する6つの方法

インバウンド集客の効果を引き出し、コロナ後の需要を伸ばしていくためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

ここからは、インバウンド集客の効果を引き出す6つの方法や具体的な集客手段について見ていきましょう。

1.SNSでの情報発信

近年では、SNSを活用した情報発信を行う企業も増加傾向にあります。

企業の公式アカウントから、日々さまざまな情報発信が行われており、インバウンド集客においても効果的な手段のひとつです。

今ではなく将来的な訪日につなげるように意識して情報発信を行いましょう。SNSはそれぞれに特徴があり、特徴を活かした情報発信を行うことが重要です。

Instagramであれば写真で視覚的に魅力を伝えられるほか、Twitterは拡散性が高く不特定多数の目に留まる利点があります。

このような特徴を活かしてどのような層にアピールしていきたいのかを具体的に考え、使い分けや発信方法を変える工夫を行いましょう。

2.口コミサイトの活用

インバウンドの情報収集では、口コミが重視されやすい傾向にあります。口コミサイトを閲覧している人も多く、情報発信を行う企業側も口コミサイトをうまく活用することが大切です。

宿泊・来訪者に口コミをお願いする、口コミを書いてくれた人になんらかの特典を付けるなどの方法を取っている企業もあります。

企業側から情報発信を行うよりも、実際に来訪した人の声として情報を発信してもらった方が、インバウンドの集客力も高くなるでしょう。

ただし、よい口コミばかりがあるとは限りません。

悪い口コミが記載される場合もあるため、今後の対策・対応に活かす旨を返信するなど、マイナスイメージを払拭することにも配慮する必要があります。

3.海外旅行メディアの活用

日本国内向けのメディアなどで発信するだけでなく、海外旅行を取り扱っている各国メディアを活用する方法もあります。

海外旅行のメディアを活用すれば広告や記事の出稿、口コミ投稿、旅行プランの提示など、海外にいる潜在層へも発信することが可能です。

日本の魅力発信に加えて近年需要が高まりつつある「コト消費」に対応できるような、現地でしか体験できないプランを提示すると効果的でしょう。

また、自社の提供している旅行プランなどの魅力を効果的に発信していくためには、現地の言語に精通した通訳・翻訳も重視する必要があります。

通訳・翻訳を利用することで、ちょっとしたニュアンスの違いやあえて日本語の響きを活かして発信するような方法など、魅力を引き出すアピールが可能になるためです。

「かわいい」「おもてなし」「まんが」などの単語は海外でも広く知られており、単語だけで日本旅行についてのプランであることが明確になります。

海外旅行のメディアを活用する際には、通訳・翻訳サービスをうまく活用して効果的にアピールしていきましょう。

4.海外OTAの活用

海外旅行のサイトに加えて海外のOTA(旅行予約サイト)を活用するのも、インバウンド集客を効果的に行う手段のひとつです。

前項の海外旅行メディアで注目や認知度を高めながら、OTAへ誘導するなどの方法で活用することもできます。

OTAは特に個人旅行に効果的で、ツアータイプの団体旅行と比べてメディアとの組み合わせが集客力に直結するといっても過言ではありません。

個人旅行客は自力で行先の情報収集を行い、宿泊先なども自力で手配するようなスタイルの人が多いためです。

情報発信と実際に旅行予約ができるサイトまでの流れをスムーズにすることで、さらなる個人旅行客の取り込みが可能になるのではないでしょうか。

5.体験型コンテンツの充実

お伝えしてきたように、近年ではモノ消費からコト消費へとインバウンドのニーズが変化しつつあります。

体験型コンテンツはそのようなニーズを満たす手段のひとつで、アフターコロナでますます需要は増加してくるでしょう。

理由として感染対策や考え方、環境の変化にともない、少人数・地方・自然を楽しむ体験へニーズがシフトすることが予想されているためです。

特に、日本のその地域のその場所でしか体験できないようなことであれば、集客力も高いのではないでしょうか。

実際に足を運びたくなるような体験コンテンツを提供できるようにするのも、インバウンド集客を行う際のポイントになります。

6.多言語への対応

インバウンド集客の課題のひとつとして指摘されているのが多言語への対応です。

特に英語や中国語(簡体字・繁体字)、韓国語など、日本への観光客が多い国や地域の言語に対応することは必須になります。

日本では多言語対応が十分でないことが多く、外国人観光客が不便に感じることが多い問題点として指摘されていることのひとつです。

飲食店や販売店などのメニュー表示を多言語化する、旅館・ホテルスタッフが多言語対応できるなどのアピールも集客力アップに効果があります。

従業員の多言語対応力を向上させるためには、長期的な研修や即戦力人材となる外国人雇用など、幅広いコスト投資が必要になるでしょう。

近年では通訳・翻訳を手助けするツールとしてAI通訳などもある一方で、その精度が課題となっています。

実際に通訳・翻訳に精通したプロの手を借りる手段として、オンライン通訳や一時的な通訳者への依頼なども幅広く検討していきましょう。

 

インバウンド集客に成功した事例

外国人観光客向けのビジネスを始めようと思っても、「何から始めたらいいのか分からない」という方もいるのではないでしょうか。

インバウンドビジネスで成功するためには、外国人観光客の心をつかむようなマーケティングをすることが欠かせません。実際に、インバウンドの集客に取り組んで、成功した事例をいくつかご紹介します。

自治体

まずは、インバウンドが成功した自治体の事例を2つ挙げます。それぞれの自治体がインバウンドの集客のために、どんな取り組みをして、成功に導けたのかに注目しましょう。

■岐阜県高山市

東京や大阪などの大都市から車で約4時間の場所に位置する高山市は、江戸時代の城下町や、さまざまな歴史的建造物が残る地方都市です。1986年に国際観光モデル地区に選ばれたのをきっかけに、行政と民間とが連携して、ほかの地域に先駆けて多言語化やバリアフリーなどを実現してきました。具体的には、ホームページの多言語対応、公衆トイレや民間トイレの多目的型・オストメイト対応型化、歩車道段差解消などに取り組んでいます。

高山市は、関東と関西を結ぶゴールデンルートを旅する外国人観光客にとっても立ち寄りやすい場所です。そのような高山市の魅力的な立地を活かし、バス会社と提携してツアーを企画するなどの取り組みも行われています。周辺地域と提携して、高山市を含めた観光ルートをたくさん設置することで、訪日外国人観光客が立ち寄りやすいような工夫もされています。

インバウンドの集客のためには、積極的なプロモーションも欠かせません。高山市では、パンフレットや動画を用いたPRも行っています。もちろん、外国人観光客が母国語、もしくは英語で情報を得ることができるように、パンフレットや動画は多言語対応です。さらに、無料のWi-Fiを整備して、外国人観光客が1人でも安心して歩けるような街づくりを目指しています。

このように、インバウンドの集客のための地道な努力が功を奏し、高山市は日本を代表するインバウンド成功都市になりました。

■香川県

「うどん県」として知られている香川県ですが、そのような食文化や芸術・日本文化を観光事業に組み込むことで、インバウンドの誘致において成功を収めています。

ホームページは多言語対応で、訪日外国人観光客にとって見やすいレイアウトに工夫されていますし、各イベントのPRも行っています。YouTubeを用いた集客のためのプロモーションも行っていますので、それもインバウンド誘致の成功に貢献している要素のひとつといえるでしょう。

香川県を訪問する訪日外国人観光客は、これまで複数回にわたって日本に来たことがあるコアな層が多いのが特徴です。「日本文化に触れたい」「日本らしさを経験したい」という外国人観光客にとって地方への関心は高いので、今後も外国人観光客の訪問は増えると予想されています。

接客業

接客業におけるインバウンドが成功した事例として、大手ディスカウントストアの例をご紹介します。この大手ディスカウントストアでは、インバウンド向けに認知度を高めるためのプロモーション活動を行いました。

具体的には、旅行会社やホテルをとおして訪日外国人観光客に割引カードを無料で配布することで、インバウンドを積極的に呼び込んでいます。訪日外国人観光客にとって一番不便なのが、言葉が通じないということです。そのため、テレビ電話システムと多言語対応コールセンターを組み合わせることで、そのような不便さを解消するための工夫も行っています。

また、インバウンド向けのほかのサービスとして、商品の予約サイトを立ち上げています。訪日前に、このサイトをとおして商品の予約をしておくことで、希望する商品をスムーズに購入することができるようにするためのサービスです。

このようなインバウンド向けのサービスを導入したことが、このディスカウントストアのインバウンド集客の成功につながったと考えられています。

インバウンド集客対策におすすめのサービス

インバウンド集客にあたって、まず必要となるのが英語です。しかし、英語での意思疎通は、想像以上に難しいと感じる方は少なくありません。頑張っていくつかのフレーズを暗記しても、実際には覚えたフレーズに関係のないことを聞かれたり、さらに突っ込んだ質問をされたりするものです。

インバウンドの集客対策を行うなかで、さまざまな国の方が訪れることでしょう。英語だけだったらなんとかなるという方もいるかもしれませんが、それ以外の国の言語となると、お手上げでしょう。

そこでぜひ利用してもらいたいのが、クラウド通訳です。

クラウド通訳は、機械ではなく人を介して通訳します。トラブル時や、接客、PRしたい内容などをお伝えいただければ、語学に堪能なスタッフが通訳します。

現在クラウド通訳では、英語・中国語・韓国語・タイ語の4ヵ国語に対応しています。近年では、アジア圏からの訪日外国人観光客が増えているので、この4ヵ国語の通訳ができれば、だいたいのニーズは満たせることでしょう。料金は月額定額制で、必要なものは、スマホかタブレットとインターネット環境だけ。アプリをタップするだけで起動ができて、簡単に使えます。

まずは1ヵ月の無料体験から、ぜひご検討ください。
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まとめ

インバウンドの集客は、コロナ後の状況に応じて柔軟に対応する必要があります。

コト消費や少人数での旅行などのニーズから、新たな集客方法を検討して準備しておくことは可能です。また、衛生面での対応も細心の注意を払っておくようにしましょう。

重要なのは、魅力的な観光地・施設・商品・サービスであることを顧客に合った形でアピールすることです。常に外国人観光客のニーズを念頭に入れながら、アフターコロナのインバウンド対策に備えましょう。

(上記掲載の内容は、掲載日時点のものです。あらかじめご了承ください。)

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