公開日:

最終更新日:

接客時に使える英語フレーズ!覚えて外国人の方に気持ち良い接客を

(更新日:2021.02.10)

外国人観光客をお店に呼び込むには、接客サービスが必要不可欠です。とはいえ言葉の壁は大きく、対応に苦慮している人も多いのでは?
今回は覚えておきたい接客英語や外国人観光客に対する接客課題、その対策について、詳しく解説していきます。

まず覚えたい!外国人対応に必要な接客英語

最初に、覚えておきたい外国人観光客向けの接客英語や言い回し、使い方の注意点をご紹介していきましょう。相手が外国人観光客に限ったことではありませんが、お店にお客様を積極的に呼び込むには、気持ちの良い接客態度がものをいいます。ポイントは笑顔と、度胸。自信をもって声を掛けて、お客様に安心して利用できる店であることをアピールしましょう。

■お客様が入ってきたときの、「いらっしゃいませ」の挨拶
Hello,May I help you?(ハロー メイ アイ ヘルプ ユー)
冒頭のあいさつ表現を、午前なら「Good morning」に、夕方は「Good evening」に変更しましょう。

■お客様の言葉が聞き取れなかったときの「もう一度、言っていただけますか?」の表現
Could you say that again? (クッド ユー セイ ザット アゲイン)
少々砕けた感じにはなりますが、「Sorry?」と語尾を上げて尋ねてもOKです。

■お客様の注文を理解したときにかける、「かしこまりました」の表現
Certainly.(サータンリー)
男性相手には「Certainly, sir.」、女性客には「Certainly, ma’am」と加えると、格調高い印象になります。

■会計の際に、「支払いは現金でお願いします」を伝える言葉
We only accept cash. (ウィー オンリー アクセプト キャッシュ)
日本と外国では、支払い方法が違うケースも多いです。無用のトラブルを避けるためにも、同様の英語表示をお店の入り口に掲出しておくと安心です。

■購入した商品やおつりをお客様に渡すときの、「はい、どうぞ」に代わる表現
Here you are. (ヒア ユー アー)
メニュー表を渡すときや、おしぼりなどをおすすめするときにも使えます。

■「少々、お待ちください」と伝えて、確認したいときの表現
One moment, please. (ワン モーメント プリーズ)
一旦席を離れて上司に確認に行く、希望の商品を取りに行く場合は、一声かけておくとお客様が不安になりません。あわせて「I’ll be right back.(すぐに戻ります)」とつけ加えると丁寧です。

■接客が終わり、お客様を「ありがとうございました」と送り出すときの言葉
Have a nice day! (ハブ ア ナイス デイ)
直訳すると、「良い一日をお過ごしください!」ですが、これは主に午前中に使う表現。午後なら「Have a nice afternoon!」、夜は「Have a nice evening!」と変えて使うことをおすすめします。相手が観光客であれば、「Enjoy your stay in Japan!(日本での滞在を楽しんでください!)」と一声かけると、おもてなしアピールはばっちりです。

飲食店で使える接客英語フレーズ

レストランやカフェなどの飲食店では、お客様が来店したら席に案内して注文を取ります。その際に人数や喫煙するかどうかの確認などもあわせて行わなければなりません。では、飲食店での接客でよく使う接客英語のフレーズを見ていきましょう。

■来店時に「お二人ですか?」と確認するときの表現
For two?(フォー トゥー)

飲食店では席の案内をする前に、利用人数の確認が必要です。見ただけでわかりそうな場合も多いですが、別のお客様がたまたま続けて来店して二人のように見えることもあります。

逆に二人で来店しても少し離れていると、別々のお客様のように見えることもあるかもしれません。そのため間違えないように確認しておきましょう。

「Good evening, For two?」のように最初にあいさつを付け加えると、感じが良いです。また、「For how many?(何人ですか)」と尋ねる方法もあります。

■飲食店で席を案内する際に、「喫煙ですか?禁煙ですか?」と確認する表現
Would you like smoking or non? (ウッド ユー ライク スモーキング オア ノン)
お客様から「Smoking, please.(喫煙でお願いします)」と返ってきた場合は喫煙席に、「Non-smoking, please.(禁煙でお願いします)」なら禁煙席にご案内しましょう。

■「ただいま満席です」と伝えたいときの言い方
We are full at the moment.(ウィー アー フル アット ザ モーメント)
飲食店では混雑時に満席になることがよくあるでしょう。お昼や夜のピークの時間帯などには、このように言って、待ってもらわなければならない場面も多いです。

また、席が空くまでのだいたいの時間を伝えておくと良いでしょう。だいたいの待ち時間が分かればお客様も安心できます。たとえば「It will take around 10 minutes for the next available table.(10分ほどで次のテーブルが空きます)」という具合です。

■「こちらへどうぞ」と案内するときの表現
This way,please.(ディス ウェイ プリーズ)
このように言って人数に合ったテーブルのところに案内しましょう。
また、お店によってはお客様が自由に席を選んで座るようにしているところもあるでしょう。その場合には「Please have a seat anywhere you’d like.(ご自由にお座りください)」と言えば問題ありません。

■オーダーを促す際の、「ご注文をお伺いします」の声掛け
Are you ready to order? (アー ユー レディー トゥ オーダー)
これは若干カジュアルな表現なので、格式の高いお店の場合は、「May I take your order?」と丁寧な表現を使うことをおすすめします。

■「ご注文は以上でしょうか?」と確認するときの表現
Is That everything?(イズ ザット エブリシング)
お客様の注文をうかがった後に、ほかに注文がないかどうか確認しましょう。このほかに「Is there anything else?」という表現でも問題ありません。

また、追加で注文を受ける場合もあります。そのため、「If you need anything please let us know.(用事があればいつでもお声をかけてください)」と付け加えれば感じが良くなるでしょう。

席に注文用のボタンが設置されているお店なら、「Please buzz this button to call us.(このボタンでお呼びください)」と付け加えれば親切です。

■飲食店で注文を受ける際に、「アレルギーはありますか?」と確認する表現
Do you have any allergic? (ドゥ ユー ハブ エニー アラージック)
こう問いかけると、「Egg(卵)」や「Milk(牛乳)」といった返事が返ってくることがあるため、飲食店勤務の場合は基本的な食材の英語表現をチェックしておくといいでしょう。

小売店で使える接客英語フレーズ

外国人観光客は、アパレルなどの小売店で買い物をする人が多いです。観光地の小売店を経営しているなら、外国人観光客にもしっかり対応できるようにしておく必要があります。では小売店でよく使う接客英語フレーズを見ていきましょう。

■「何かお探しですか」と声をかけるときの表現
May I help you?(メイ アイ ヘルプ ユー?)
お客様が店内で何かを探していて見つからないような様子を見せているときに声をかけてみましょう。特に何かを探しているというわけではなく、店内を見て回る場合には、「I’m just looking.(見ているだけです)」と返答されます。

お客様が「Yes,I’m looking for 〇〇.(〇〇を探しています)」と返答したら、その売り場に案内しましょう。

■「こちらはいかがですか」と勧めるときの言い方
How about this one?(ハウ アバウト ディス ワン?)
お客様が探しているアイテムで似合いそうなものをひとつ取ってこのように勧めます。

■「こちらが人気です」と勧めるときの言い方
This one is popular.(ディス ワン イズ ポピュラー)
人気のある商品や売れ筋の商品を勧める際にはこのような表現をします。お客様から「What do you recommend?(おすすめは何ですか?)」と尋ねられたときに使うと良いでしょう。

■「サイズはいくつですか?」と尋ねる表現
What’s your size?(ワッツ ユア サイズ?)
衣服のサイズといえば、日本では当たり前のように「エス」、「エム」、「エル」という言い方が使われているでしょう。しかし、この言い方は海外では使われておらず、外国人観光客には通じません。海外では「small」、「medium」、「large」という言い方が一般的です。

■「試着室はあちらです」と伝える表現
The fitting room is over there(ザ フィッティング ルーム イズ オーバー ゼア)
お客様が商品の衣服を手に取って「Can I try it on?」と尋ねてきて、試着室に案内する際にこの表現を使います。

また、こちらからお客様に試着を勧める場合には「Would you like to try it on?(試着してみますか?)」のように言うと良いでしょう。

■「いかがでしょうか?」と試着した衣服が気に入ったかどうか尋ねる表現
How do you like it?(ハウ ドゥ ユー ライク イット?)
お客様が試着室から出てきたら、このように尋ねましょう。気になって購入する場合には「I’ll take this one.(これをください)」のように言われます。

■「お似合いです」と褒める表現
You look really good.(ユー ルック リアリー グッド)
お客様が試着後に購入するかどうか迷っているときには、このように言って褒めると良いでしょう。「good」の代わりに「stylish(おしゃれ)」や「cool(かっこ良い」などの単語を使うのもおすすめです。

ホテル・旅館で使える接客英語フレーズ

外国人観光客が宿泊するホテルや旅館などでは、日常生活で使う言い回しよりも丁寧な表現をすることが多いです。また、チェックインやチェックアウトのときに、伝えたいことが上手く伝わらずに困ってしまうことがよくあるでしょう。

お互いにストレスなくスムーズに意思疎通を図るには使用頻度の高いフレーズを覚えておくことが大切です。では、ホテルや旅館でチェックインとチェックアウトのときによく使う接客英語のフレーズを見ていきましょう。

■「ご予約はされていますか?」と予約の有無を尋ねる表現
Do you have a reservation?(ドゥー ユー ハブ ア リザベーション?)
外国人観光客のほとんどは予約をした上で宿泊します。お客様がチェックインするときには、このようにして予約の有無を確認しましょう。

■「お名前を教えていただけますか?」と尋ねる表現
May I have your name,please?(メイ アイ ハブ ユア ネーム プリーズ?)
お客様の名前を尋ねてどの部屋に予約されているのか確認しましょう。

■「こちらの用紙をご記入ください。」と伝える表現
Could you fill out this form?(クッド ユー フィル アウト ジス フォーム?)
予約のお客様だということを確認したら、名前や電話番号などを宿泊者カードに記入してもらいます。外国人の場合には国籍や旅券番号などの記載も必要です。

■「お客様の部屋番号は301号室です。」と伝える表現
Your room is 301.(ユア ルーム イズ スリー ゼロ ワン)
宿泊者カードの記載を済ませたら部屋番号を伝えた上で部屋に案内します。このときに部屋の鍵も手渡しておきましょう。部屋案内の際には「May I help you with your luggage?(荷物をお持ちしましょうか)」などの表現も便利です。

また、ホテル内の施設の場所について聞かれることもよくあります。そのため、「Here is our restaurant. (こちらがレストランです)」のような表現も覚えておくと良いでしょう。

■「鍵をいただけますか?」と依頼する表現
May I have the key?(メイ アイ ハブ ザ キー?)
お客様がチェックアウトするときにはこのように伝えて部屋の鍵を返却してもらいます。

■「お支払い方法はいかがいたしますか?」と尋ねる表現
How would you like pay?(ハウ ウッド ユー ライク ペイ?)
チェックアウト時に会計も行います。現金やクレジットカードなどのうち、どの方法で支払うのか尋ねましょう。

クレジットカードの場合にはサインや暗証番号も必要です。「Could you sign here ?(サインをお願いします)」や 「May I ask you to enter your PIN ?(暗証番号を入力してください)」などの表現も覚えておきましょう。

また、「Here’s your check,the total is 50 thousand yen.(お会計の合計は5万円です)」のような表現で金額を伝えられます。

■「またのお越しをお待ちしております」と伝えるときの表現
We look forward to seeing you again. (ウィー ルック フォーワード トゥ シーイング ユー アゲイン)
直訳すると「あなたと再び会えることを楽しみにしています」という意味です。次回の訪日のときにも、宿泊してもらえるように最後にこのように伝えましょう。

外国人客に対する接客の課題

外国人のお客様に対する接客の課題としては、従業員やお店の努力だけでは、なかなか満足のいく接客を実現するのが難しいことがあげられます。接客英語の難易度は高くないものの、片言の英語での接客のままでは、スムーズな意思疎通ができません。

そもそも丸暗記のフレーズ集では応用がきかないため、従業員の英語教育に力を入れている店は多いのですが、これは時間とコストがかかります。従業員も本来の接客業務をこなしながら学習をする必要があるため、語学学習はとても重要ですが、大変なことでもあるのですまた社会のグローバル化で、中国や韓国、アジアにヨーロッパにと、お客様も多様化しています。英語だけでも大きな負担となっているのに、このうえ多言語での接客をするとなると、本来の業務に手が回らなくなってしまうかもしれません。

気持ち良い接客をするためにできること

外国の方に対する接客の課題を克服するための、解決策をご紹介していきましょう。
コミュニケーションを取る努力は必要とはいえ、店や従業員に負担がかかりすぎ、満足のいくサービスができないのでは本末転倒です。負担を減らす、サポートアイテムも上手に活用することをおすすめします。

フレーズ集を用意する

接客に頻繁に使うフレーズや英語での言い回しを集めたフレーズ集を作り、従業員の教育に活用するといいでしょう、店の業種によって、使う頻度の高い言葉は変わってきます。必要な言葉を無駄なく学習しておけば負担が少なく、良好なコミュニケーションがとりやすくなります。アプリを使って、語学トレーニングをするのもおすすめです。スマホやタブレットがあれば無料でスタートできるため、予算がとれないお店でも安心。従業員も隙間時間を使って気軽に取り組めるため、学習効率が向上します。

英語の表記を用意する

メニュー表や商品説明、利用上の注意点などを英語で記載して店舗内に表示し、言葉での説明を補充するのも良い方法です。外国人観光客とのコミュニケーションは、会話に限定する必要はありません。表示なら一度に複数のお客様に伝達ができて一目瞭然。接客英語に詰まったときにも表示を指さすだけで意思が伝わるため、従業員の負担軽減に効果的です。店舗内だけでなく、あわせてホームぺージやWEBサイトも多言語化を図るといいでしょう。外国からのお客様が検索したときに母国語に対応していることが分かれば、「言葉が伝わる店」として好印象を残すことができ、集客アップに繋がります。

テクノロジー技術を有効活用する

音声翻訳機やタブレットオーダーシステムなどの、最先端のテクノロジー技術を活用するのも選択肢の一つです。機材の購入費用やサービスの利用料金などがかかるものの、幅広い複数の言語に対応。お互いの意思を正確に伝えることをサポートしてくれるため、満足度の高い接客ができます。なかでも外国人観光客が多く集まる飲食店やショップなどにおすすめなのは、「クラウド通訳」です。クラウド通訳は機械による翻訳サービスではなく、必要なときに語学に堪能な通訳者をスマホやタブレットから呼び出すことができるサービス。お互いに表情を見ながら会話をするため、安心度はばっちり。あくまでも人と人とのコミュニケーションなので、機械翻訳にありがちなそっけなさによるイメージダウンや、気持ちのすれ違いによるミスも防ぐことができます。

スマホやタブレットと、インターネット環境があれば、いつでもどこでも利用OK。専用のシステムの導入も不要のため、気軽にサービスを利用できます。

気になるコストは、月額2,000円~と導入しやすい価格設定。手軽に通訳サービスを利用することができます。料金は月々の利用時間により異なりますので、詳しく知りたい方はこちらより料金プランをご覧ください。

お店での接客だけでなく、外国人観光客相手の物品販売や情報提供、滞在のサポートなどで活用できます。アイデア次第でさまざまな用途に活用できて便利ですコストや手間を省いて気軽に外国人対応の接客能力を伸ばしたい場合は、一度クラウド通訳に相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

外国からのお客様の言葉が分からないと不安になり、話しかけるのに気後れしてしまうことが多いかもしれません。ですが、言葉が分からない不安は相手にとっても同じです。定型文でも、英語で声を掛けると笑顔が帰ってきますから、積極的に声をかけてみてください。
また、フレーズ集や英語表記を用意したり、テクノロジー技術を活用したりすることもいいでしょう。テクノロジー技術のひとつとして「クラウド通訳」があります。クラウド通訳なら通訳者と顔を見てコミュニケーションが取れるので、的確な通訳が可能です。スマホやタブレットと、インターネット環境があれば利用できるのでぜひ一度ご検討ください。

(上記掲載の内容は、掲載日時点のものです。あらかじめご了承ください。)